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2011年12月20日火曜日

細胞同士の「会話」にみる、人間社会の問題へのヒント

今ある本を読んで、衝撃を受けています。


結構売れている本なので読んだ方もいるかもしれません。


木楽舎 「動的平衡2(Dynamic Equilibrium 2)」
福岡伸一 著


先日、前作「動的平衡」を読み、あまりに面白いのですぐにこの「動的平衡2」も買って読むことに。




内容は、、生命とは何か?という問いを「生物学」の観点から紐解いていきます。非常にユニークで本質的な観点がすごいと思いつつ内容の評価をしたいわけではありません。


その中に僕らの生業であるコーアクティブコーチングやシステムコーチングに関するヒント、特に関係性に関しての示唆が多く見られて僕は一人でえらく興奮しているわけです。(仕事もせづこればかり読んでますw)



色々ありますが、その中の一文をご紹介。



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それは細胞のコミュニティのあり方についてである。


中略・・






そして細胞はいずれも脳細胞、肺細胞、心筋細胞、肝細胞、上皮細胞という具合に高度に専門化している。これを細胞の分化という。



けれども、どの細胞も、もとから自分の役割を知って分化したわけではない。



細胞ごとに、分化の命令がDNAに書き込まれたわけでもない。たった一つの受精卵として出発した細胞は、二分裂、四分裂、八分裂と倍々に増えていくが、最初のうち細胞はどれも全く無個性で平等だ。この間、コピーされて手渡されるDNAも全く同じものである。



しかし、細胞数がある程度増えてくると、細胞は中空のボール状の塊となる。杯である。杯の中で、いったいどんな会話が交わされているのだろう。



それは喩えて言うなら、こんな感じである。



君が脳の細胞になるなら、僕は肝臓の細胞になろう。そっちが皮膚を作るなら、こっちはその下にある筋肉を作ろう。



細胞はお互いのコミュニケーションを通して相互補完的に自分の役割を決めていくのである。



それに応じて、DNAの中から専門的に必要な情報を選択して読み出し、細胞はそれぞれの分化を進めていく。



細胞のコミュニケーションはバーチャルなものではなく、どこまでもリアルなのである。細胞は互いに接触し、分子を交換しあう。



文字通り、フェイス・トゥ・フェイス。フランス風に言うならヴィザヴィ。




自分のあり方は関係性に依存する。それゆえにこそ、生命は柔軟で可変的であり、また適応的なのだ。つまりは細胞も隣人祭りを心がけている。



私たち人間は所詮「木を見て森を見ない」存在である。しかし、細胞と同じように「お隣」とは情報交換ができる。



そのことに、人間社会の問題を解決するヒントがあるように思う。



木楽舎 「動的平衡2(Dynamic Equilibrium 2)」
福岡伸一 著

第九章 木を見て森を見ず -私たちは錯覚に陥っていないかー



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僕らがシステムコーチング(組織・関係性に向けてのコーチング)でよくこのような比喩を使います。


もし、このチームが一つの生き物だとしたら。
もし、この組織が一つの生き物だとしたら。
もし、日本が、世界が一つの生き物だとしたら。


木を見て森を見ずという言葉にあるように全体を見ることは簡単ではありません。



ただ細胞レベルでも、始まりはお隣さんとのフェース・トゥ・フェースから。



僕らは複雑に考えすぎなのかもしれないですね。

2011年9月30日金曜日

15年前のストーリーテリングが残したもの

最近Facebookなどで昔の同僚や学生時代の仲間たちとのつながりが復活したり、実際に20年ぶりに再会して食事をするなど面白いことが起きています。



ずっと会っていなくても全然変わらないお互いがいることにいつも気づくし、それと合わせて自分がその当時どんなインパクトを与えていたのか今だからこそ相手が話してくれることも多く、とっても楽しい時間です。


ちなみに僕は「気軽に話ずらい雰囲気だった」というのが多いようですw



そんな中ふと気づいたことがあります。



15年前、僕はRecruitという会社に在籍していました。



この頃、組織の再編が頻繁に行われていて僕らも新人を含めた大所帯の部署としてスタートするというタイミングがあり、それに合わせキックオフも兼ねた宿泊研修を行うことに。







2011年4月15日金曜日

「死ぬための準備」

先日、僕の中学生時代の担任の先生がなくなりお別れ会がありました。



実は2年前に、中学卒業以来初めてクラス会が開かれてその時、彼は開口一番、



「これは生前葬だから」



といって、自分は死ぬのでこの集まりがあるということを言っていたのが印象的です。



ダンディズムのあるユニークな人でしたが、その姿は死ぬことに関してこれっぽっちも恐れが無いように感じたことを覚えています。



僕の母も癌で6年前に亡くなりましたが、まさに同じようなエネルギーというかオーラでした。



そして、先生のお別れ会も母の葬式も不思議と悲しい感情よりその場にあったのは、



「彼(彼女)は人生をいい形で終えたなあ」



という空気を強く感じました、少なくとも僕には悲しさよりは、何かが新たに始まるようなエネルギーがあった気さえします。



何がそう感じさせるのか?




2011年4月13日水曜日

「なー、うちの会社こんな研修やってる場合なのか?」という声

地震から1か月が経過しましたが、まったく予断を許さない、そしてなんだかずっと揺れている感覚が続いています。


最近この地震で大きく価値観が変化していると感じる人々を多く見ます。当たり前だと思っていたことが覆されるこの状況では当然かもしれません。




僕自身ももちろん、大きく価値観が揺さぶられていることも事実。本当に今まではいったいなんだったんだろう?と、こんなに思ったことも記憶にないです。




そんな中、企業の方々や僕コーチ仲間ほかあらゆる人たちから、実際に僕が聴いた声です。
いくつかご紹介します。





2011年3月29日火曜日

自分と “全然合わない人” を大事に

「この人と価値観が合うかどうか?」


友人、パートナー、ビジネスの世界でもこういった視点で相手を見ることが多いのではないでしょうか。


当たり前です。


でも、ふと考えてみると、僕が本当に成長したりブレークスルーしたシーンを思い出すと必ずそこには自分とは価値観が大きく違う人がいました。


価値観が違うとか、そんなレベルではなく



「全然合わない、あいつとは」



出会った時はそんな位置づけの人だったということも多々あります、みなさんもありませんか?







現在僕が一緒にビジネスやコミュニティの仲間で、特に大事だと思っている人は不思議と初めての出会いではかなり自分とは遠い所にいる存在。



ちなみに今でも、自分とは違う考えは健在です。一緒にビジネスをしていて腹が立ったり、いらいらすることもしばしば。



そのたびに居心地の悪い思いをしつつ、お互いの考えを交わし・・・



正直わかりあえないことも沢山あり、綺麗事ではすまないことばかり。



でも、こうした仲間と時間をかけて何かを一緒にやっていくこと先には、何かを越えてきたような、本当にお互いのことを知っているという絆のような感覚が僕にはあります。



そして、本当に困った時にSOSを出すのはこの人たち。



自分ではどうにもならなくて全く違った見方で打開したい時で、それだけ頼りにしている証明です。



「いろいろな考え方があっていい」という、価値観の違いを認めることから始まります。



ただ、もっと大事なことは価値観の違いをぶつけ合うことができるのかどうかだと経験は僕に教えてくれています。



誰を本当に大事にするべきか?



「全然、合わない。あいつとは」



と思っている人かもしれません。

2011年3月28日月曜日

「公倍数的人間関係」

先日、私の中学時代の恩師が亡くなり偲ぶ会が青山葬儀場で行われました。


癌の手術をされた後の、2年前同窓会でお会いして20数年ぶりに話をさせていただき、中学のころから感じていた洒落た格好と会話という部分では全く変わりないと実感したことを思い出します。酒をこよなく愛した、イカした先生です。


ただ、彼がどんな価値観、思想をもった人なのかは中学時代には全く理解できず・・・。


先日の偲ぶ会で彼の語録(文集などに寄稿したもの)が、式しおりに記載されており、内容を見て僕の今行っている仕事のルーツがこの先生にあったのかもしれないと全く予期せぬ発見に驚嘆。。


“「公倍数的な関係性」に人の成長、夢がある”と彼は言っています。





以下、私の中学時代の恩師である相川忠亮先生が1972年に担当していたクラスの文集に所収した内容です。



人が生きていくということが、詰まる所、自己を表現していくことだとすれば、そこからする人間関係への夢があってもいいだろう。


それが「公倍数的関係」だ。そこにおける「共通点」は個性を捨象することによって作られるのではなく、相手の個性に匹敵するものを自分の中に作り出すことによって、作られることになる。


互いに個性を発揮しあうことが、ひいては共通の広場をより豊かに広げることになる。


「公約数的関係」では本質的には自分も相手も変わらない。


共通点だけ確認して、自他の個性は相手を刺激しないように、関係の外に置かれる。


それに対して「公倍数的関係」では、お互いの自己主張、自己表現が出発点であり、関係を作るということは、互いに関わりあって、「公倍数」を作りあうということだ。



相手の個性に自分の個性をぶつけてお互いに「公倍数」にまで広がらなくてはならない。



「公約数」は、もともと自分の中にあったものを発見すれば足りるが、「公倍数」は、自分全体を足がかりにし、相手を消化して作り上げるものだ。



自分が自分である所以のものがとても大切なものだということと全く同じ意味で、相手が相手である所以のものがとても大切になる。



僕自身が現在生業にしているシステムコーチング(関係性へのコーチング)で表現したいことを、彼は信条としてもっていて、僕らに関わっていてくれたことを知りました。


すぐに共通点を見つけようとする、関係性に僕は違和感を覚えています。


違いが大事だと言いつつ、結局共通点に行きがちな傾向。



違いが大事ならば、まずは違いが何かをはっきりさせる必要があり、そのことができてこそ本当の多様性が生まれる、彼の言葉でいうところの「公倍数的関係」です。



中学時代は全くわからなかった彼の考えがいつの間にか僕の中には残っていたのかもしれないと思うのと、今この仕事をしていることが決して偶然ではなく、恩師が常に発していたメッセージと符合しています。


自分が創られているいる存在だと知ったし、この仕事への向き合い方を彼から改めて念を押された気がした出来事でした。

2011年3月22日火曜日

これから必要な力:レジリエンス(resilience)

私たちが行っているシステムコーチング(関係性へのコーチング)の向かう先として、そのシステム(関係性、あるいは組織など)のレジリエンス(resilience)が強くなることが挙げられます。



このレジリエンスは、組織やコミュニティをはじめとするすべての関係性に今一番求められている力と個人的には考えています。


ちなみにレジリエンスを日本語に訳すと



「困難な状況にもかかわらず、うまく適応できる力」



となります。





2011年3月9日水曜日

独立と自由の関係性

僕は独立をしましたが、何が独立する理由なのかを一言でいえば「自由にやりたいことをやるため」です。


もちろん独立の理由は人それぞれですが、最近になって独立と自由の関係性についてはっきりしてきたことがあります。



この関係性によって、独立したからと言って自由だとは限らないし、独立しなくても自由な人もいると言えることが分かってきました。



正直収入面もあまり関係ない気がしています、もちろん収入は多いほうが選択肢は多くなるともいえますが。(これも一概には言えませんが、とにかく金を稼ぐためのマーケティングコンサルとかは、心から軽蔑していますw)



さて、独立と自由の関係性はどんなものなのでしょう?





2011年3月8日火曜日

「沈黙」は情報の宝庫

システムコーチング(組織などを対象にした関係性へのコーチング)を行う中で、クライアントの組織が時に沈黙することがあります。


普段の会議や商談などでも、沈黙するシチュエーションはよくあることです。


沈黙になると、何故かその状況を打開しようとして盛り上げるような事が行われることがありますが実はそれはとてももったいない。沈黙は何故か良くないものとして扱われることが多いと感じます。



沈黙には多くの情報があり、そしてその情報は多くの場合、重要なものがほとんど。



2011年3月1日火曜日

「上司、部下」から「奥さん」に対象が変わる!?

システムコーチング(関係性へのコーチング)や、人間関係スムーズセミナーなどを行うと非常に面白い傾向があることに気付きます。


例えばセミナーの冒頭でみなさんにこんな問いをお渡しします。


「今日、このセミナーから持って帰りたいことはなんですか?」


この問いに、


「会社での人間関係に役立てたいです」


という返答が多くあります。


やはり、会社などでの人間関係で少なからずとも悩んでいたり、気になっていたりする方は多いようです。これはいつの時代も変わらないのかもしれませんし、今のような時代ゆえに多いのかもしれません。


しかし、終わる時に面白い変化がある人がいます。





2011年2月22日火曜日

2/19 人間関係スムーズセミナーを終えて

先日第2回の「人間関係スムーズセミナー」が無事終了しました。

僕自身が実践しているシステムコーチング(関係性へのコーチング)で学んだことなどもワークにとりれた実践的な内容です。


10名の参加者の皆さまと非常に濃厚な一日を過ごし改めて人間関係は常にある「大きなテーマ」だと感じます。


セミナーを終えて何名の方から


「普段相手の立場にたっているつもりだったが、実際は出来ていなかった」


「相手の立場に立つという体験ができた」


という感想をいただきました。


普段相手のことを考えているようで、実は自分のメガネ(価値観)で相手を見ていることに気付かれる方が多いようです。


僕自身、このことに気付いた時に本当に大きな発見をした覚えがあります。






本当に思い込みの中で、人を見ていました・・・。

特に自分が苦手と思っていた人はひどく歪んだ見方をしていたと思います。
(多くの方々、本当にすいませんでした・・・w)

でもそんな経験があるからこそこのセミナーを受講する方々の気持ちがわかる気がします。


評価、アンケート結果については以下になります。




2011年1月7日金曜日

人間関係スムーズにするコツが手に入る! 『人間関係スムーズセミナー』2/19に開催

昨年10月に開催しました「人間関係スムーズセミナー」ですが、好評につき第2回を2/19 土曜日に開催することになりました。


前回セミナーアンケート満足度とコメント


前回実施して、人間関係は永遠のテーマであると実感しています。
問題があると、近視眼的にみるのではなくシステムとして全体像を見ることで多くの人間関係をスムーズにするヒントがたくさんあります。


「人間関係に悩んでいる、気になることがある」


「相手を変えても、人間関係で同じことが起きやすい」


「苦手なタイプとは“相性が悪い”と決めてあきらめている」


そんな方々にお勧めです。





今回もコーチトゥエンティーワン・シニアクラスコーチであり、プロコーチとして豊富な実績を持つ井原くみ子さんと協働で開催します。


ご興味のある方はぜひ!

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人間関係スムーズセミナー

~パワフルで軽やかな毎日を手に入れたいあなたに!~
~あなたの中のメンタルタフネスを呼び覚ます~


日時   2011年2月19日土曜日 10時~17時


場所    江東区産業館Tel: 03-3699-6011
http://www.koto-sangyokaikan.or.jp/access.html
東京メトロ東西線東陽町駅下車④番出口右隣り


参加費  8000円

お申し込みはこちらのフォームから
https://1lejend.com/stepmail/kd.php?no=80918


【セミナー概要】
“メンタルタフネスの本質は自分との対話”
“相手の願いに好奇心を向けてみよう!”
“「あきらめる」という選択(「あきらめる」は「負ける」ではない)”


セミナー終了後は、


スムーズな人間関係のコツをつかみ、仕事や家庭をはじめとした様々なコミュニティでの生活がとてもパワフルになる第一歩となることを確信しています。


ファシリテーター紹介


井原くみ子
http://www.kimochi-kumiko.com/

2001年よりプロコーチとして活動。
4000時間500人超のコーチング実績を持ち実践を通じて、人生における真の幸福や充実感を追求。
心理学、精神世界、脳科学などを学び続けて自身のコーチングスタイルに統合させて実績を上げている。

ICF(国際コーチ連盟)プロフェッショナル認定コーチ
生涯学習開発財団認定マスターコーチ
コーチトゥエンティーワン・シニアクラスコーチ
CTIジャパン応用コース終了


橋本博季
http://hassy-log.blogspot.com/

2006年よりコーチとして活動開始、現在は独立しシステムコーチング(関係性へのコーチング)を中心に活動を行う。

企業組織やチーム、上司部下などの関係性へのコーチングをはじめ、ご夫婦などへのプライベートな関係性へのコーチングセッションを実施。


CPCC(米国CTI認定プロフェショナルコーチ)
GCDF-Japan(米国CCE,Inc認定)
CRR(Center for Right Relationship) 認定トレーニングコースORSC受講終了

2010年11月25日木曜日

場所の力を利用する(システムコーチング)

みなさのお気に入りの場所や空間はどんなところでしょうか?

シチュエーションやその時の気分によっても変わってくるかもしれません。


僕の場合はこんな時に場所を選んで行動しています



・ブログや企画書などの作成をする時

・パーソナルコーチングをする時

・システムコーチングをする時(パーソナルコーチングとは何故か別ですw)

・本当にリラックスしたい時

・悩んでいる時、何かを整理したい時





今、まさにこのブログを作成しているのは、武蔵小山にある
heimat-cafeという場所です。





ここはWifi freeで食事もでき、コーヒーもお代わり自由。
木目調の店内は落ち着いた雰囲気、店員さんの対応もよく、流れてくる音楽も邪魔にならずとっても気に入っています。


2010年11月1日月曜日

我が家に本棚がやってきた

昨日IKEAで購入した本棚が我が家に到着。


我が家には結構な本の量があったのですが、今までちゃんとした本棚がありませんでした。


収納の棚に本を並べているのと、読み返したりしそうな本はずっと机に出しておいたり、寝室のベッドの横に置いたり、トイレにも何冊か置いてみたり。



はて、今まで本棚って使ったことあったっけ?



よく考えると人生で初めて、
本棚に本を収納することに気付きました・・・w



余談ですが総重量30kgある、本棚を組み立てる作業はなかなか楽しい!


ご存知の方も多いかと思いますがIKEAの説明書は絵だけで文章による説明はありません。でも全然問題ないことに驚くことと今まで説明書ってなんであんなに文字が多かったんだろう。やっぱり、ちゃんと書かないと伝わらないという思い込みなんだなーと妙に感心。(余談です)


途中トラブルもなく1h程度で完成!



早速今まで、積み上げられていたり扉の向こう側で見えなくなっていた本を並べていきます。




2010年10月29日金曜日

知らぬ間に相手を非難している?      (システムコーチング)




自分が知らない間に人のことを非難している?




「そんなことがあるのか?」と思う方もいるかもしれません。


僕自信も「人のことはあまり非難しない方だと思う」という自己認識でした。ある時までは・・・。



以前、システムコーチング(関係性へのコーチング)のワークショップを僕自身が受講している際に大変大きな気付きがありました。


ジョン・M・ゴットマン博士というワシントン大学の心理学教授がいます。


ご存知の方もいるかもしれませんが、夫婦、家族問題に関する権威でカップルの会話を5分間聞いただけでその後離婚するか否かを91%の確率で言い当てるという素敵な(?)方です。




彼の著書「結婚生活を成功させる七つの原則」(THE SEVEN PRINCIPLES FOR MAKING MARRIAGE WORK)という本の中で「関係性の4毒素」というものが紹介されています。


2010年10月13日水曜日

最悪の状況は何か?(システムコーチング)

よく、コーチングの中である問いに「最高の状態は何か?」というものがあります。


制約を外し、まずは自身の中にある本当の願いや理想の状態をしっかりとイメージしてもらって、そこでの価値観をはじめとする「大事にしているもの」を基準にして行動を進めて行くための仕掛けです。


これは本当にパワフルで、オーソドックスですが意識していないといつの間にか人は、現実の今ある状況に引っ張られてしまうことを痛感します。




2010年10月6日水曜日

思い込みを外す(コーチング)

コーチングを行う中で、人それぞれの


思い込み

があることに気づきます。



僕自身も猛烈な思い込みを持っていた一人です。(今でも結構あります!)。


以前私のクライアントで、疎遠になっている友人がいて気にはなっているけれども自分の事を避けているからなかなか声をかけずらいというテーマがありました。近々自分の結婚式に呼びたいと考えています。


「何故避けていると感じるのですか?」

「最後に話した時に、ちょっとした意見の相違があったと感じたからです」


2010年10月3日日曜日

関係性におけるあなたの内的役割は?(システムコーチング)

職場、家庭、あらゆるコミュニティにおいて役割が存在します。

その役割には大きく2つの種類があり一つが


「外的役割」
そしてもう一つが「内的役割」です。


外的役割は簡単にいえば、外から見て誰もが認知できるような役割や肩書。

例えば僕でいえば、プロコーチ、自営業者、夫、長男、などなど(他にもたくさんありますが・・)



これに対して内的役割は関係性における感情的な動きと、
内面の保全のために存在しているものです。


例えば


チームの盛り上げ役、
トラブルシューター、
何時も落ち着いていて安心感をもたらす人、
みんなの発言をまとめる人、
決定に疑問を投げかける嫌われ者、

などなど。


2010年9月30日木曜日

システムコーチング:サービスメニュー

システムコーチング
サービスメニュー
(関係性へのコーチング)



★システムコーチング(関係性へのコーチング)って何?
★どんな効果が期待できるるの?
★どんな人(システム、関係性)が対象?
★実際の進め方は?
★料金は?
★申し込み方法
★プログラム概要について








★システムコーチング(関係性へのコーチング)って何?


個人の枠を超えて組織、グループ、パートナーの関係性を対象とするコーチングです2人以上の人間の間にある関係性をシステムと呼び、より望ましい状態に変化するように働きかけていきます。
システムを扱うのは、人は孤立して存在するわけではなく互いに影響を受けており全体のシステムを創る存在だからです。システムを構成するメンバーが(関係性の中にいる人)が、よりそのシステムについて知り、自覚的に意図的に「良い関係」を創り上げていくプロセスです。


★どんな効果が期待できるの?


一言でいえば複数の人たちの関係性がよくなる、前に進む、正しい方向に向かうということになります。そのシステムが求めている最良の状態は、システムごとにあります。例えばあるシステムは「もっと繋がりを感じれる関係でいたい」という場合もあるでしょう。また「もっと率直なやりとりを増やしたい」、「多少の衝突も厭わないプロフェッショナルどうしでありたい!」と様々です。


★どんな人(システム、関係性)が対象?


何らかの関係性がある2人以上のグループ。(2人以上であれば基本的には何名でもOK)
具体的には以下のような関係性になります。


・ご夫婦、パートナー
・上司部下、同僚
・ビジネスパートナー
・プロジェクトメンバー
・部門全体
・親子


もちろん上記以外も様々なケースが考えられます。


★実際の進め方は?


①導入セッション
まず、コーチングを開始するにあたってまずはアセスメントも含めた導入セッションを行います。導入セッションは対面で120分かけて行います。内容は大まかには以下の通りです


・今後コーチングを進めるにあたっての、大きなテーマは何か?
・現在の状況や、クライアントを構成する方々について情報共有
・コーチとの関係構築
・システムコーチングについての説明(特徴や留意点など)
・他事務手続き(契約書、実施時間、場所など)
・実際の実施方法や頻度の確認など


②コーチングセッション
実際のコーチングは、1回60分、対面、あるいは電話、スカイプなどを使って行います。頻度は月に2回程度が平均的な実施頻度です。(ご相談に応じます)


③レビューあるいは完了セッション
1クール(通常3カ月程度)終了した時点で、レビューを行い、何が達成されて、何が達成されなかったのかなどについて話すとともに、今後についてのプランを検討、あるいは終了の為のセッションを行います。


★料金は?


【導入セッション(1回 120分)
2人の場合 ⇒ ¥20,000
3人の場合は ⇒ ¥30,000

【通常セッション(1回 60分)
2人の場合 ⇒ ¥10,000
3人の場合は ⇒ ¥15,000
(上記はすべて税込です)


※4人以上、あるいは法人の場合は都度お見積になります。


【別途サンプルセッション(体験版 1回60分)は随時実施しています
電話、Skypeなどであれば無料。対面の場合は交通費と実費と合わせ¥3,000をいただきます。


★申し込み方法


お名前、連絡先(email、電話番号)、簡単な関係性についての内容をご記入の上、以下アドレスまでご連絡ください。サンプルセッションもこちらからお申込みください。
hashimotohiroki0805@gmail.com


コーチ(橋本博季)の願い


家族や組織がお互いの多様性や違いを認め合い、立場や役割を超えた深い部分で対話ができたらどのような可能性が現れるのか?「あなたと私」ではなく「私たち」という場所から人々が関わることでどれだけ毎日が豊かなものになるのか?
こんな世界をイメージしながら、さまざまなシステムに関わらせていただいています。
家庭や会社、コミュニティでの悩みの多くは人間関係によるものです。そこに直接アプローチできる画期的で斬新なアプローチであるシステムコーチングを皆さんと楽しみながら進めていきたいと思っています!


★プログラム概要について


私たちが提供するシステムコーチングは米国CRR社が提供するORSCプログラムをベースとしています。ORSCとは、Organization & Relationship Systems Coachingの略称です。ORSCの最大の特徴は、複数名となるクライアントを1つのシステムと捉え、そのシステムそのものをコーチングの対象とすることです。ここでシステムとは、2人以上の人間によって成り立つ関係性すべてを想定しており、具体的には、企業や組織、チーム、上司と部下などといった関係性から、家族や夫婦、親子などの、より身近な人間関係のことを総称しています。

ORSCは、Marita FridjhonとFaith Fullerによって開発され、現在は両者によって設立されたCRR(米国カリフォルニア州バレーホに本拠を置くThe Center for Right Relationship)という組織によって、既に世界の20カ国で提供されています。日本ではCRRジャパン(ウエイクアップによって設立されたCTIジャパンの兄弟会社)を通じて提供されています。


米国CRR社(The Center for Right Relationship, Inc.)

http://crrglobal.com/
株式会社シーアールアール・ジャパン

http://www.crrjapan.co.jp/


2010年9月29日水曜日

腹割って話そう!は、たちが悪い(システムコーチング)

「腹割って話そう」

結構聞く言葉です、職場、家庭、コミュニティなどなど。
個人的にはポジティブな印象のある言葉です。言葉になっていない部分をもし読みとるとすると、、
「腹割って話そう」の裏には、「もっとコミュニケーションを深いものにしよう」「まずは一旦全員の考えを知ろう」「関係性をより強いものにしよう」そんな、気持ちや思いがあるのではないかと思います。

とにかく現状から何か変化させて今よりいい状況をつくりたい、あるいは、現状への危機感かもしれません。なんとかしたい!という気持ちも伝わってきます。


実際これで物事が解決していったり、関係性が変わっていくこともあると思います、自分にも多くの経験があります。ある程度基盤の関係性がある場合や、複雑な問題でなければ十分かもしれません。

ただし、企業や組織などをはじめとした役割の違う、様々な利害関係者の集団では「腹割って話そう」というのは、時に機能しない、もっと言うとたちが悪いことがあります。


どんな時か?

それは、各人が同じ視点でものを見ていると思い込んでいるときです。
(みんな、見えているものが同じだと思っている!)

例えば会社で業績向上について話すとなった時に、こんな視点を各人が持っているとします。


役員:
「全社がグローバルな市場において通用するためのグローバルな人材の育成と新サービスの早期立ち上げが必須」

マネージャー:
「自分の部門のビジネスは国内マーケットで伸びる余地があるので、今今は国内営業の経験者を採用育成して売上拡大を目指す」

メンバー:
「景気の厳しい時こそ既存顧客に注力して現状維持することが先決」

いろいろな考えや立場の人たちがいるなか、例えばメンバーが「景気の厳しい時でもあるので現状維持がまず大事だと思います」なんて率直に言おうものなら、「グローバルな視点がないと駄目なんだ」とか言われてしまって2度と発言しなくなる。そんなこともあるかもしれません。


スタッフ ⇒ 「だから、言っても意味がない」

役員 ⇒ 「生き残りを考えているときになんなんだ」

マネージャー ⇒ 「とは言え目先の売り上げ向上には国内強化が必要」


極端な例ですが、同じ業績を向上しようという気持ちに変わりはなくても、見ている視点が違うので腹を割れば割るほど平行線の可能性もあります。実際企業で全員が同じ視点を持っているなんてことはほとんどないと思います。

誰かが悪いわけではなく、この「腹を割る」にはルールや視点を合わせるための器作りが必要です。

・そもそも、何のために腹を割って話すのか?(共通の目的は何か?)
・評価判断のない安全な場なのか(腹割ったけどそのあとそれによる影響でないのか?)
・特定の個人の声という扱いではなく、このシステム(場)にある声だという認識。(全体としての問題として扱えるか)



事前に合意を持ち、さまざまな視点があることを歓迎する場作りや意識があって初めて「腹割って話す」ことが機能する状態になります。


私たちが行っている関係性や組織へのコーチング(システムコーチングと言います)は、こういった状況の解決にとても有効です。システムコーチはこの状況を設定することで本音を話せる「器」になることが大きなミッションといえます。

複雑な問題が関係性にあるときには「腹割って話そう」はとっても危険な側面もあるのです。

皆さんの腹割って話した経験にはどんなものがあるのでしょう?