2010年7月8日木曜日

関係性の質を高めると何がいいのか?(システムコーチングの目的)

私たちが実践するシステムコーチングでは、企業における組織やチームそのものを対象にしたコーチングを行います。

この目的は一言でいえば、


「正しい関係性を明らかにし、意図的に持続的に強化すること」


具体的にどんなことなのか?

マサチューセッツ工科大学教授のダニエルキム氏は、『成長の循環モデル』において成長サイクルを好循環させるスタートは、関係の質を高めることにあると指摘しています。


具体的には、


①関係の質が高まる

②思考の質が高まる

③行動の質が高まる

④結果の質が高まる

①関係の質が高まる(循環する)










企業は結果の質(業績などの成果)を高めたいために、まずは行動の質(システムによる業務効率化や改善など)を高めます。


これらを行うために思考の質(研修などをはじめとする、人材への直接投資)を高めることに注力します。


ここまでは多くの企業ですでに実践しているし、少なくとも以前に比べてシステム化による業務の効率化や、インフラの充実にも伴って様々な学びを得る機会も増えた現状でもなかなか結果に結び付かないことが多々あります。


ここに関係性の質が大きく影響しています。
お互いの信頼関係や関係性の質が低いと、これらを思考や行動の質を上げることに十分エネルギーを割けないという状況が起こります。極端な話、信頼できない人と仕事をしていると感じていたら、いくら良いものを持っていても発揮することすらしないかもしれません。


この10年で3000人余りの転職を考えている人たちにあうなかで、理由は様々ですがかなりの割合で人間関係などをはじめとする「関係性の質」によるものが大きいことを実感しています。


決して仲良く、とか、柔らかい雰囲気だけのことをいっているのではなく、お互いが共通の目標に向かうために必要な関係性があるとないとの違いは大きいと感じます。場合によってはプロ同士、尊重しているが厳しい関係かもしれません。


システムコーチングはこの根本の部分にある「関係の質」に対して働きかけるコーチングなのです。

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