2011年10月16日日曜日

独立して厳しい時こそ「何か」をしない

コーチとして完全に独立して1年半が経ちました。


今でもビジネス的に「楽勝」なんて思える局面は全くないですが、なんだかだいぶ様子がわかってきた感じがあります。



僕の場合、豊富な顧客ネットワークを持ってある程度目途が立っていたので・・・・


なーんてこととは正反対で、まずは独立を決めてそこからどう仕事をつくっていくか考えてここまで来ました。



本当に仕事は縁なんだなって実感することばかり。



ただ、今思い返すとちょっとしんどい時期があったことも事実です。



実は独立して3か月を過ぎたところで、一気にクライアント減少と法人顧客のキャンセルが重なった時期があります。










少し先の展望が見えず、ただ会社に行くわけでもないので来る日も来る日も家に一人でいる時間が過ぎていきます。



今考えると結構精神的にしんどかった。。。



でも同時に自分の立ち位置が“コーチ”であるということがはっきりした大事な時期でもあります。




その頃数名の先輩に話を聴いてもらう機会もあり、正直に僕の今の状況を話すといろいろアドバイスももらいました。真剣に相談にのってくれるのは本当にありがたかった。



多くの人が「まずは中身にこだわらず自分のバックグラウンドが生きることで稼いぐのがいいのでは」というアドバイス。



僕の事を思ってくればこそ、こういった現実的なアドバイスをくれるんだと思います。
実際に違う領域での営業的な仕事の話を紹介してくれる人もいました。



でも以前コーチとして独立した先輩が言っていた



「どんな時もコーチとしていることが大事」



という言葉が残っていて、そこに繋がらないことは「やらない」選択をしました。実際、他の仕事に関してはあまり心が動かなかった・・・。



正直、全く不安なことがなかったわけではないですが、コーチとしての仕事が少ない期間を自分なりに味わって、というか向き合ってみました。



悔しさや無力さ、これからへの不安、周りの目を気にしている自分に気づいたり・・・、



でもそこにじっくり向き合ってみると、自分に根拠のない自信も結構あることやコーチという仕事で独立したことの根本の想いも改めて感じれたことも事実。



結局その時期、新たに「何か」することはせづ、それまでやっていた通り



「既存のクライアントにコーチングをする」
「自分のコーチしたいと思う人、組織にアプローチ」
「システムコーチング(関係性・組織へのコーチング)の資格取得に向け学ぶ」



この3つだけを選択。



この体験はコーチとして生きていくことへの想いを固くした出来事です。



ちなみに色んな人にいろいろな事を言われますw



「そんなこだわりは邪魔なだけ、ビジネスとしては全く甘い!」



おっしゃる通り、でも僕はやっぱり自分にとって大事なことで生きていきたいので、また同じような状況があっても同じことを繰り返すことでしょう。



言ってくれる人がいることは本当にありがたいことです、本当に感謝。



それを受け取りつつ、わがままに行こうと思います。

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