2010年4月4日日曜日

研修は文化、共通言語を創る

私が以前勤めていた会社では、月一度の研修を約8年継続していて現在も継続中です。


内容はコミュニケーション系の研修を中心にその時々で必要な内容の勉強会をしたり、半年に一度は会社のビジョンの確認や各事業部、チームでの目標策定なども行ってきました。



人材紹介事業を行っているので、正直景気の影響をある程度受ける業種ではありますが、リーマンショック以降もずっと継続しています。


多くの企業が教育研修費を削り、とにかく目先の売上に走っている中でもその方針は変わりませんでした。


何故か?


ぼくの理解では、この研修は会社の文化を創ることの一部になっていたと思います。

目先の取り入れたいものを行うという側面ももちろんあります、でもずっと継続していくことで常に学ぶ場があることが一つの文化になっていくわけです。


あと、研修で共通の内容に取り組むことは社内に共通言語を生み出す効果もあります。


例えば、Zというコミュニケーションのトレーニングがあり、内容はA→B→C→D→Eというプロセスを学ぶという内容だとしましょう。


これをみんなで学ぶことで共通言語が生まれて、お互いより具体的に話すことが出来ます。


「○○さんはZの中でもAのところがうまい」
「もう少しBとCがうまくなると、○○くんは良くなるよ」


こんな感じです。


強い会社にはこういった共通言語があります、このプラットフォームがあることで新入社員から、中堅、ベテラン社員までコミュニケーションがスムーズに行える下地が出来ます。


ここまで来てお気づきかとも思いますが、こういった文化や共通言語を創ることは時間がかかります。正直こればっかりは特効薬はないかと。。


ぼくのビジネスパートナーにある会社が設立してまもなく、数ヶ月に及ぶ新人研修(内定時から入社時研修まで)を担当し現在に至るまで10年間継続している方がいてその方に話を聞くとこれは、研修というサービスを届けているというより、その会社の文化、共通言語を創っていることなんだなと感じました。

今年の新人のことを、気にかけている2年目3年目社員が普通にいます。
その2年目3年目の面倒を見ている、今では管理職になっている社員もいます。


みんなこの研修から社会人生活が始まった人たちです。
そして横にもつながり、縦にもつながってこの会社の文化を創っています。


もちろん即効性があることはこのご時勢特に重要です。

あわせてこういった長い視点で"文化""共通言語"などを根付かせることも意識した取り組みが重要だと確信しています。


自身の研修事業もこういった視点を大事にしていきたいと考えています。









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