2010年10月29日金曜日

知らぬ間に相手を非難している?      (システムコーチング)




自分が知らない間に人のことを非難している?




「そんなことがあるのか?」と思う方もいるかもしれません。


僕自信も「人のことはあまり非難しない方だと思う」という自己認識でした。ある時までは・・・。



以前、システムコーチング(関係性へのコーチング)のワークショップを僕自身が受講している際に大変大きな気付きがありました。


ジョン・M・ゴットマン博士というワシントン大学の心理学教授がいます。


ご存知の方もいるかもしれませんが、夫婦、家族問題に関する権威でカップルの会話を5分間聞いただけでその後離婚するか否かを91%の確率で言い当てるという素敵な(?)方です。




彼の著書「結婚生活を成功させる七つの原則」(THE SEVEN PRINCIPLES FOR MAKING MARRIAGE WORK)という本の中で「関係性の4毒素」というものが紹介されています。


2010年10月25日月曜日

「人間関係スムーズセミナー」を終えて

秋晴れの土曜日、10/23日、「人間関係スムーズセミナー」が終了しました。


季節の変わり目ということもあり、当日体調崩され急遽参加できなかった方もいましたが14名の方が参加。

少し暑いくらいの快晴、大変良い環境の中でセミナーを実施することができました。


尊敬するコーチでもあり学びの仲間でもある、CTPシニアクラスコーチの井原くみこさんと初のコラボレーション企画。


ファシリテーターとしては、彼女の在り方やたたずまいに改めて見習うことが多い事を実感。


僕にとっては今、力を入れているシステムコーチングでの学びを還元できる本当にいい機会。


学びの場は参加者の皆さんによって、安全であり思い切り体験ができる大変有意義な場になりました。

(参加者の皆さん、本当にありがとうございます!)



みなさん目前にある生のテーマを題材に、真剣にワークに取り組んでいただいた姿が印象的です。
自らの人間関係におけるパターンを認識したうえで、そのパターンにどう向き合うのか?



誰もが持つ、人にとって永遠のテーマかもしれません。





すべてを解決する場ではありませんが、人間関係をスムーズにするための“コツ”は持ちかえっていただけたと思います。


早速、今回のセミナーに関しての感想をまとめてみました・・・・

2010年10月20日水曜日

渇望からくるエネルギー!

パーソナルコーチ、システムコーチとして独立をしてみて、時間の使い道を本当の意味で自分で決めるときに様々なことが起きることを経験しました。


今まで、多くの時間を仕事として使ってきた所から、全く何の制約もない所にいくと始めは戸惑うことも多いのが実感です。


そうすると、どんなことが起きるか?


なんとかして、時間を埋めようとしたくなります。



僕はそんなにこの衝動が強くないほうじゃないかと思うものの、独立した人達の多くに聞くと大抵


「独立当初は何かやっていないと不安でしょうがなかったので、なんでもいいからやっていた」


という、声が多いです。

会社員の頃よりもはるかに時間的にもタフに働くこともしばしば。

僕も、「何かやらないと」という不安な気持ちがよぎることもあります。





いろんな人にアポイントを取ってランチして、自分のことを伝える時間を取ってきた気がします。
もちろんこれはこれで必要な活動です。


そんな中、猛暑の8月にお客さんもみんな休みだし、夏バテ気味だし、ちょっとやけになって1週間くらい何にもしない期間をとってみました。


2010年10月19日火曜日

「やりたいからやる、楽しいからやる」(JICCCフォーラムに参加して)

先日(10/15)、ご縁があって企業内コーチのコミュニティ、JICCCが主催する年一回のフォーラムに参加してきました。

システムコーチングを中心に企業へのサポートも行っている僕にとっては、現場の生の声が聞ける機会。


個人的には、ある分科会でコーチングのデモセッションを担当(緊張しました・・・)非常にいい経験ができてとても貴重な時間でした。


平日の午後にも関わらず、かなりの盛況ぶりで企業組織のコーチングへの興味関心は高いと実感。




ちなみに今年のフォーラムのタイトルは

「企業内コーチフォーラム2010 ~行こう!この先へ~」


「行こう!この先へ」

どこへ?

2010年10月13日水曜日

最悪の状況は何か?(システムコーチング)

よく、コーチングの中である問いに「最高の状態は何か?」というものがあります。


制約を外し、まずは自身の中にある本当の願いや理想の状態をしっかりとイメージしてもらって、そこでの価値観をはじめとする「大事にしているもの」を基準にして行動を進めて行くための仕掛けです。


これは本当にパワフルで、オーソドックスですが意識していないといつの間にか人は、現実の今ある状況に引っ張られてしまうことを痛感します。




2010年10月8日金曜日

身体で体験する「思い込みの壁」

以前、思い込みを外すことについてブログでも書いたのですが僕の体験でこれに関しての面白い事例があります。


数年前スポーツジムに通い始めて、トレーナーさんに薦められてウェイトトレーニングを行うようになりました。


それまで、あまり重量のあるものを使ったトレーニングを本格的にはやったことが無かったのですが、なかなかこれが面白くてどんどんはまっていきました。


以前よりも重いものが持ち上がる感覚と自分大好きなナルシストぶりを(?)発揮して、結構真剣にジムに通う日々。(このことが話したいわけではないですw)


その中でベンチプレスというトレーニングがあり(これです↓)



この持ちあげる重量が80kgまで来たときに壁にぶつかりました・・・・。

2010年10月6日水曜日

思い込みを外す(コーチング)

コーチングを行う中で、人それぞれの


思い込み

があることに気づきます。



僕自身も猛烈な思い込みを持っていた一人です。(今でも結構あります!)。


以前私のクライアントで、疎遠になっている友人がいて気にはなっているけれども自分の事を避けているからなかなか声をかけずらいというテーマがありました。近々自分の結婚式に呼びたいと考えています。


「何故避けていると感じるのですか?」

「最後に話した時に、ちょっとした意見の相違があったと感じたからです」


2010年10月3日日曜日

関係性におけるあなたの内的役割は?(システムコーチング)

職場、家庭、あらゆるコミュニティにおいて役割が存在します。

その役割には大きく2つの種類があり一つが


「外的役割」
そしてもう一つが「内的役割」です。


外的役割は簡単にいえば、外から見て誰もが認知できるような役割や肩書。

例えば僕でいえば、プロコーチ、自営業者、夫、長男、などなど(他にもたくさんありますが・・)



これに対して内的役割は関係性における感情的な動きと、
内面の保全のために存在しているものです。


例えば


チームの盛り上げ役、
トラブルシューター、
何時も落ち着いていて安心感をもたらす人、
みんなの発言をまとめる人、
決定に疑問を投げかける嫌われ者、

などなど。