システムコーチングを中心に企業へのサポートも行っている僕にとっては、現場の生の声が聞ける機会。
個人的には、ある分科会でコーチングのデモセッションを担当(緊張しました・・・)非常にいい経験ができてとても貴重な時間でした。
平日の午後にも関わらず、かなりの盛況ぶりで企業組織のコーチングへの興味関心は高いと実感。
ちなみに今年のフォーラムのタイトルは
「企業内コーチフォーラム2010 ~行こう!この先へ~」
「行こう!この先へ」
どこへ?
と思っていたら、まさにその問いを持って今日一日、過ごしてくださいという主催者側からの話を冒頭のあいさつで聞き、まんまと意図通りな私。
さて、僕もコーチングと出会ってだいぶ立ちますが、この数年感じることはコーチングをよりどうやって活かしていくのかにより焦点が当たっているということです。
そんな中、企業組織を中心に大きな変化のための小さな一歩を日々実践しているのがJICCCの方々。
このフォーラムに参加して学んだことは数知れず。
その中でも僕が一番感じたこと・・・
それは、このJICCC自体が
これから企業組織の在り方、
可能性を体現してくれている
ということです。
もっと、具体的にいうと
内発的動機付け
による行動がこのコミュニティを進化させていること。
このコミュニティは、おそらくですが、
大きな金銭的な報酬があるわけではないし、
仕事を持ちながらもこのプロジェクトに多くのリソースを配分している、
かつ、達成感や充実感は相当なものを感じていると確信できる(打ち上げ風景よりw)
もちろん、ここに参加させてもらえた僕も同様です。大きな金銭的な報酬のためでは決してないが、本当にまた参加してみたいと感じています。
要は
「好きだからやっている、楽しいからやっている」
ということです
冒頭に、JICCCの代表、斎藤豊さんがインテグラル思想の提唱者であるケン・ウィルバーの4象限を使って話をしていました。伝えたかったことはまさに、この組織で行われている「内発的動機」に基づく行動をどのように支援していくのか。
その、答えはこのコミュニティの活動そのものにあると感じます。
本当にJICCCの人たちのイキイキした表情が印象的でした。
日々、組織のジレンマに遭遇しながらも、どこかで楽しんでいる人たちです。
なんだか日本は暗いみたいなニュースや話が多いですが、こういうコミュニティに触れると「目の前に明るい話題はたくさんある」ということに気づきます。
このフォーラムのクロージングで初めにもった問い「行こう!この先へ」はどこに行きそうかを考える時間があり、そこで出た僕の答えは意外なことに「今日、明日、できることをやろう」。
必要なことは目の前に全部あるってことだなと本当に実感した素晴らしい一日だったと思います。
JICCCの皆さん、本当にありがとうございます!
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