数年前スポーツジムに通い始めて、トレーナーさんに薦められてウェイトトレーニングを行うようになりました。
それまで、あまり重量のあるものを使ったトレーニングを本格的にはやったことが無かったのですが、なかなかこれが面白くてどんどんはまっていきました。
以前よりも重いものが持ち上がる感覚と自分大好きなナルシストぶりを(?)発揮して、結構真剣にジムに通う日々。(このことが話したいわけではないですw)
その中でベンチプレスというトレーニングがあり(これです↓)
この持ちあげる重量が80kgまで来たときに壁にぶつかりました・・・・。
なかなか80kgを自力で上げることができず今までにないくらいの長い期間この重量で停滞する時期があり、自分の中でも「大きな壁だな」と認識していたことを覚えています。
そんな中ある事件が起きます。
たまたま普段通っているスポーツジムとは違うジムに行く機会があり場所は違えどいつもと同じトレーニングを開始。
ベンチプレスのトレーニングも普通に実施、やっぱりいつも通りの(80kgは上がらない)結果だなと思って次のトレーニングをするために重量をかたずけようとしたときに、良く見てみると85kgになっていることに気づきました。
「・・・・・・・・・・・」
で、もっと大変なことに気づいて、実は最後の前のセットで上げていた重量は
80kg!
実は、違うジムだったこともあり用具が普段と違って僕が重さを勘違いをしていたんです。いつも成功している重量だと思い込んでいた重さは、実は壁だと思っていた「80kg」だったわけです。
ちなみに、これ以降80kgは成功するようになっていました。
結果的に壁を超えていたわけです。
よく思考が限界をつくっているということはいろんな本や経験もふくめ頭では知っていたつもりです。
ただ、こんなに鮮明な
「体験」として身体で実感
したことはありませんでした。
これは、僕にとっては本当に大きな「体験」で、これ以降は「実はもっと行けるんじゃないか?」と理屈ではなく身体の感覚で思える機会が増えました。僕の楽観的な性格も幸いして本当にいい循環を生む時があります。(もちろん、それでも力及ばず壁にぶつかることもあります)
「できる」という気持ちになるのを待つのもいいですが、「できた」気に勝手になることもできる
この体験は僕のコーチングにも大きな影響を与えています。
皆さんにとってお役にたつかわかりませんが「可能性って思っているよりあるな」って、身体で体験できた僕にとって宝物のような出来事です。
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