2010年1月23日土曜日

コーチングを受けて何が変わったのか:1

僕は日頃コーチをしていると同時に、クライアントとしてコーチをつけてコーチングを受けています。


これから数回、自分がコーチングを受けてみてどんな変化があったのかを書いてみたいと思います。コーチとしての視点ではなく、クライアントとしての視点でコーチングがどんな効果があったのか?についてお伝えできれば嬉しいです。



ちなみに僕が初めてコーチをつけたのは、2006年。

何故コーチをつけたのかといえば、コーチングの資格を取るために受ける必要があったこともありますが、それ以上に今後、自分が何をしていきたいのかよく見えておらず、もやもやしている時期でした。


少しだけ背景をお話しすると、その頃の僕は会社で人材エージェントのコンサルタントとしてそれなりに評価され、実績も出ていました。当時の売上ギネスも達成して、トップや同僚、家族からもすごく良くしてもらっていたと感じています。



すごくいい業績を上げたらもっと喜べると思っていましたが、実際は違いました。


思っていたほど嬉しい感情は湧き上がらなかったのです。


もちろん、周りが喜んでくれるし、評価もしてくれているので表向きはすごく嬉しい態度をとっていたし、これからも頑張りたいというコメントを出したりもしていました。
もっと喜ばないとみんなにも悪い、もっと喜べるはずだ!


ただやればやるほど自分の感情と、周りの評価とのギャップに非常に苦しんだ、そんな時期です。






「自分が本当にしたいことってなんだろう?」
「いや、いや、そんな青臭いこといってる場合じゃないよ、評価されてるんだからそこで頑張ればいいんだよ」


そんな心の声、葛藤がありましたが、やっぱり自分が本当にやりたいと思うことをやってみたい気持ちからコーチングを受けることにしました。


コーチングを受けることに楽しみな気持ちもありましたが、本当の自分の気持ちが明らかになるかもしれないという恐怖感もあったことを良く覚えています。


そんな中、まずはCTIでリーダーをしている方に、コーチングを依頼。

実はすぐには受けてもらえず、一度まずは何故受けたいと思っているのか聞かせて欲しいとのリクエストがあり、そのときはびっくり。


そこで、改めてなんでコーチングが必要なのか、コーチングで何を見ていくのか、成果は何か。
覚悟を問われたことを思い出します。


「僕自身が本当に何がしたいのかをしっかり認識して、その方向に歩き出す」


僕のクライアントとしてのテーマです。


このことをずっと問いかけることが始まり、まず大きく変わったこと。


それまでは周りの状況や環境などによって自分の行動を無意識のうちに決めていることがあることに気づいて、そのたびに自分はどうしたいのか?と問うようになりました。


頭では理解していたつもりですが、自分の行動に責任を持つ事を常日頃意識できるようになったことは今の僕を支える大きな一歩だと考えています。

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