2010年1月24日日曜日

コーチングを受けて何が変わったのか:2

コーチングは毎回、最後に何を学習したのか、気づいたのかという振り返りと、そこから行動目標を立てていくことが一般的です。


僕も毎回のコーチングで何か行動を決めて、それを実行し、出来ることから変化を実感することができていました。


基本的に体育会的なノリなので、毎回色んな事を決めてはクリアしていく。
まるで筋トレをしているようなイメージです。自分にとにかく負荷をかけていくような・・。



あるセッションの最後に、コーチからこんなリクエストをもらいました。



「次に進むためにハッシーがやらないことはなに?」



今でもすごくこの問いにはっとしたことを覚えています。



人は何かの目標に向かうときや変化を起こそうとするときに、無意識に何かをする事を決める傾向があります。



その時の僕は、いつの間にかやることで一杯になってしまっている状態が起きていたのかもしれません、それに気づいたコーチが僕にくれたリクエストです。


実際にやらないことを決めようと考えてみると、不思議なもので自分の本当にやりたいことが残るものです。



自分の心の部屋が片付いてすっきりしたような、それによって大事な物の場所が良くわかる、整理整頓されて探し物の必要がないような部屋。



自分との対話の中で、やらないことを決めることの効果は絶大です。


やらなきゃ、やらなきゃと思っていることは自分ではわからないことが多いのでそんなときに


「やらないことは何?」



と問いをくれるコーチの存在が僕に何度も気づきをくれたことは間違いありません。

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