2011年3月9日水曜日

独立と自由の関係性

僕は独立をしましたが、何が独立する理由なのかを一言でいえば「自由にやりたいことをやるため」です。


もちろん独立の理由は人それぞれですが、最近になって独立と自由の関係性についてはっきりしてきたことがあります。



この関係性によって、独立したからと言って自由だとは限らないし、独立しなくても自由な人もいると言えることが分かってきました。



正直収入面もあまり関係ない気がしています、もちろん収入は多いほうが選択肢は多くなるともいえますが。(これも一概には言えませんが、とにかく金を稼ぐためのマーケティングコンサルとかは、心から軽蔑していますw)



さて、独立と自由の関係性はどんなものなのでしょう?






僕が考えるに、

「本来の自分のままでプライベートも仕事も関係なく行動している状態」


これが独立して自由な状態だと考えます。




仕事や仕事場、あるいは顧客といるときは自分ではなく何かその時様の自分が必要であるならばそれはきっと自由ではないと思います。



「そんな甘いことあるわけがない!」
「そんなんでビジネスができるわけないんだよ!」



という声も聞こえてきそうです、以前の僕でもそう言っていたと思いますw


僕の独断と偏見な事は重々承知です、でも心から普段と変わらない状態で仕事でも、仕事仲間とでも、顧客とでもいることができることが本当の自由ではないかと思います。



ここに、多くの世の中に蔓延している思い込みがありますし、それに従って生きることこそが普通というような社会通念もあると思うのですが本当でしょうか?



これは決して仲良しクラブを創ろうということではなく、時には激しくやりあうことや、時には繋がりを感じながらも居心地の悪いこともあるでしょう。



自分自身の何かを押し殺して、言いかえればそれは誰かの要求する枠にはまっていくことを自分で選択して行くこととは違います。




どんなに痛い目にあっても、どんなに忙しくても、どんなに苦しんでいるように見えても、本来の自分そのものが出せているのであればそれは「自由」だと僕は思います。



それが出来ていれば、独立していようが会社にいようが「自由」です。



本来の自分と仕事の自分のダブルスタンダードが出来てしまっているならば「本来の自分」について一度考えてみるのもいいかもしれません。



これが私たちコーチの仕事でもありますし、みなさんの周りで利害関係のない人に助けを借りてもよし。


僕はコーチを仕事とすると決めたときに、一つだけやらないことを決めました。
それはコーチ用の自分を装うことです。


というかそうしないときっと続かないと思います、少なくともコーチという仕事は。
本来の自分で無い状態でコーチングだけする事は本当にきついし、きっとクライアントにもこのダブルスタンダードのインパクトは通じてしまうだろうと。



僕が本来の自分であることが、クライアントの本来の自分を呼覚ます必要条件です。



ですので、決してほめられたことばかりではなく未熟な要素もある僕ですが、成長しようとしつつ今現在の「本来の自分」から行動しようと決めています。



時に見栄を張ったり、ええかっこしいな自分も出ますがそれもご愛敬。そういう自分も含めて「本来の自分」かもしれません。



みなさんの「本来の自分」はどんな自分なのでしょう?

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