現在、あるいは以前を含め僕のコーチングでのクライアントには女性経営者、あるいは女性事業主の割合が多いです。
様々な事業(業種)を営む方々で職業的な共通点があるわけではありません。
ただ彼女たちの志向にはある傾向が見えます。もちろん男性にそういった人がいないわけではないのですが、女性のほうが顕著だと感じることは確か。それも特に経営者。
何か?
それは
「意思決定の源泉が未来にある」
ということです。
もっというと、未来を自分の好きなように想像する力が高い!
好きなように想像した未来の自分を源泉にして、今やるべきこと、あるべき姿につなぐことができる。
僕はこういう志向の人がいると無性に応援したくなります、なんでかはよく分からないのです。でも間違いなく楽しそうだしイキイキしている。(単に元気だとかではありません)
そのインパクトもあって女性経営者のクライアントが多いのかもしれません。
彼女たちには何かをやるのに過去の根拠は必要ありません、自分がいいと思っているものをやるんだからいいに決まってます。逆にいえばこれが確固たる根拠。
あるワークショップで僕のクライアント(女性経営者)が、他の男性参加者と「本当に全てが自由なら何やりたいか?」というワークを行っているときに、こんなやり取りがあったことを思い出します。
「ちょっと自分の感覚信じないで何を信じるの?意味がわかんない!」
結構きつい・・・・・
その男性はどうしても制約条件から離れることができず、「現実的には」とか「現状を考えると」とかに終始していたように記憶しています。きっとその男性はよくも悪くも大きなインパクトだったんでしょうねw
とにかく、未来の素敵な状態を自分勝手に想像する力が強い!
これが僕のクライアントである女性経営者に対するリスペクトと偏見に満ちた見解。
この能力はこれからのビジネス、うーん、というか日本なのか世界というレベルで必要なことだと確信していて、実際にすでに起きていることでもあります。
いつの間にか限られたリソースという条件で話していたり、過去の中から答えを探す作業に終始したり。
今まで駄目だったから、なんで今度も駄目なのか?
何事も始まりがあって、それは必ず初めてのこと。
以前「これからは女性の時代という根拠」という記事でも書いたのですが、この傾向の根底にあるのは自分の価値観をしっかり知っていて、かつ、それに沿って生きていく覚悟があることです。
僕自身こういったクライアントとのかかわりで大きなエネルギーをもらいます。
男性でも自分の価値観に沿って生きている人も多くいます、あくまで傾向ですが顕著な傾向です。
未来の自分を好きな様に素敵に描くことは絶対楽しいはず。
ここで、「とはいえ・・・」と出て来るのが続くようなら、きっと毎日退屈じゃないですか?
自分の好きなように生きることを僕は心から応援したい。
過去の事例主義、全く興味ありません。
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