そして参加するたびに、参加者の皆さんから本当に多くの事を教わります。
(今回も素晴らしい参加者の皆さんです!)
その中で毎回感じることとして、人が本質的な部分で繋がるために情報は少ないほうがいいのではないかということです。
ちなみにこのコースは、オープンコースなので基本的には知らない人同士、約20名程度で体験型で学びを深めていきます。つまり参加者同士、過去や現在などの事柄に関する情報は本当に少ない状態でワークショップを行うわけです。
このことが人の繋がりの本質を浮かび上がらせていると感じています。
僕らは通常誰かを知ったり、理解するためにその人のバックグラウンドをはじめとする属性や見た目、周辺情報を集める癖があります、というかそれが一般的です。
別にこれが悪いことではありません、これもその人を知る上で大事な情報であることも確かです。
でもこれらを知らないことによるメリットも多く感じます。
例えば・・
・偏見やフィルターを通して見ることがすくない(というかしずらい)
・知らない分好奇心がわきやすい(知りたい欲求が高い)
そして、こういう接し方をされた側にも多くの影響があります。
偏見やフィルターなく見てくれる人が、好奇心を持って自分に接してきてくれたらどうでしょう。
もちろん、慣れていない人もいるので恥ずかしいとか、違和感を感じることもあるかもしれません。
ただ多くの人は悪い気はしないと思いますし、きっとうれしいと感じる人も多いのではないしょうか。これは自身で行うワークショップなどでも感じることです。
経験からも非常にポジティブなエネルギーが場に立ち上ることを多く見ています、そしてこういう中で形成された人と人の繋がりはとても豊かでリッチです。
(もちろん、そういう場を創るための場づくりや、ファシリテートが機能することは前提条件ですが)
この体験からわかることとして情報が少ないことは多くのメリットがあるということです。
ぼくの尊敬するコーチがコーチングを行う上ですごく大事にしていることとして、こんな事を言っていました。
「僕はクライアントさんと毎回初対面のつもりでコーチングをしたい」
コーチとしてスタートしたころ聴いた言葉ですが、その時はびっくりしました。でも今は本当にしっくりきます。大事なことは、その時、その瞬間、そのままを見ることなんだと。
世の中情報過多、なんでも入ってくる時代ですがあえてそういったものを遮断してみるとどんな変化があるのでしょう?
※1
CTIジャパンのコーチング
「コーアクティブ・コーチング®」
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