僕はコーチとして独立していますが、以前は独立を視野に入れて通常の仕事と並行してコーチの仕事を行っていました。
独立したいと考え始めて、実際に当時の自分のコーチにそのことをテーマに出してから結局2年程度決断に時間がかかったのですが、その時にすごくよくわかったことがあります。
昨日、ある方とこのテーマについて話をしましたので、今日書いてみたいと思います。(Tさんありがとう!)
僕は独立をするときには、決断する前にある程度独立後の仕事の目途をつけておきたいとずっと考えていて、それ自体は当たり前のことではあるのですがなかなか安心して独立できるほど目途が立つ状況にはなりませんでした。この目途が立ったら会社に辞めることを切り出そうと考えていたことも事実です。
いつまでたっても思っている状況にはならず、でも自分のやりたいことに集中できていないことに葛藤を抱えながら過ごす日々。
でも、これ以上今の状況を続けるわけにはいかないと思い昨年の10月に独立することを周りに表明しました。(会社にはもう少し後ですが・・)
正直しびれを切らしてという感じです。
具体的には、今までは「独立をしたいと思っている」だったものが「独立をします」に変わったわけです。こう書いてみるとそんなに変わらないのかもしれません。
でも、「独立をします」と明確に自分の意思を表明したことで大きな変化がありました。
それは、今まで付き合いのあったコーチコミュニティをはじめとする仲間から、色々な仕事や人の紹介やビジネスのお誘いを受けるようになったことです。
なんか、不思議なことのようにも感じますがよく考えれば当たり前の話だと気付きました。
なぜなら今までは独立は考えているけど基本的には週5日、人材エージェントでのマネージャーの仕事が中心な人と認識されているわけです。(本人の気持ちは別として、周りからはそう見えます)
そういう人になかなか仕事や仕事に繋がるかもしれない人の紹介や、実際の仕事の依頼はしづらい。だって本業が別にあって、独立は考えているっていうだけで本当に独立するかわからない。もしかしたらかえって紹介するのも迷惑?くらいに思うかもしれません。(「いやいや、そこまでまだ本気じゃないんです」なんて返答されるかもしれないw)
僕が「独立します」と明確に伝えることで、周りの人たちもサポートに向けて動きようがあるんだなぁ、ま、そりゃそうだよなとすごく腑に落ちたことを今でも覚えています。
この経験から僕は本当に多くのことを学び気づきました。
まずは一歩踏み出すことの意味を、頭では知っていましたがもっと体感したというか、まずは踏み出すことで何かが始まるということを今はより自信を持って伝えることができるようになりました。
コーチとしてこの経験は大変貴重なものになっていることは言うまでもありません。
もちろん独立して今は楽勝ということは全くないですが、なんとかなるものです。
思った通りにいかないことも多いですが、思ってもいないところから応援もされてもいます。
皆さんも自分がやりたいと思っているけどやれていないことを、
「やりたいとおもっている」から「やる」に変えて、表明してみてはどうでしょう。
思っている通りにはならないかもしれないけど、それ以上に面白いことが起きるかもしれません。
きっと、今までと流れがかわりますよ。
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