2010年9月3日金曜日

変化と変革と変容

先日エグゼクティブコーチングのセミナーにご縁があり参加。


グレディス社の杉井社長(とっても素敵でユーモアのある方です!)が自らスピーカーとして行う内容で大変参考になる内容かつ、実践的なお話しで有意義な時間でした。
http://www.gledis.co.jp/

エグゼクティブコーチングがこれから必要な理由や、エグゼクティブコーチとパーソナルコーチの違いなどと合わせて、これからどんなリーダーが必要なのかという視点でのお話しがありました。


「これからは変化、変革だけでなく変容するリーダーが必要」

これが、大きなメッセージだと捉えています。

ちなみに、変化と変革と変容ってどうちがうのでしょう。私もなんとなく同じような意味合いで使っていたところがありはっとしたのですが、昨日のセミナーでは下記のような定義をしていました。

変化とは
単なる状況の変化、時間が経過することで自然に変わっていくこと。成長していくこと。

変革とは
基本、原理、構造は変わらないが前とは違うものに変わっていること

変容とは
基本、構造もすっかり変わって原形をとどめない



変化、変革のような積み上げ型の変化も大事だが、一気に違う発想に思考を変える、即ち変容を起こせるリーダーが必要といっています。


確かに、これからの時代にこの変容という視点は大事かもしれません。
今までの考えや経験の延長だけではない、全く違う視点を活用していく。

問題解決型や過去の検証からだけでは出てこない選択肢を自ら選ぶこと。


個人的にはそういったアイデアは今までの歴史の中にヒントがあるようにも感じます。ただ、何にせよ新しいものを過去や現在の価値観で見るだけではなく、一旦評価判断を手放してそのものをそのまま見る必要はあるのだと思います。


まるでテレポーテーションするかのような、「変容」というキーワードに根拠はないですが大きな可能性や本質的なエネルギーを感じます、皆さんにとっての「変容」はなんですか?

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