2010年9月24日金曜日

ここで話されていないことはなんですか?(システムコーチング)

関係性へのコーチング(システムコーチング)で自分がクライアントとして受けた際、とてもインパクトに残った質問があります。

私ともう一人の関係性についてまずは私たちで話していくのですが、一通り話した後にコーチからこのような質問をもらいました。

「ここで話されていないことはなんですか?」

ちょっと、ドキッとする問いです。

普段のコミュニケーションの中では、話されていないことはなんですか?という問いはあまりありません。(議題として漏れているものはありますか?というのはありますが、それとは別です)

「話されていないこと」ということは、すでにあるけれども、「この場には浮上していない話」という意味です。

もちろん、話ずらいことかも知れませんし、単にすぐに思いつかなかった事かもしれません。しかしながら、少なくともその二人の関係性にとっては、すぐに話に出る慣れ親しんだものではない領域の話題の可能性が高いわけです。

これは、写真でいうところのポジ、ネガでいう「ネガ」に当たる部分にあたります。通常写真を見るときは、写っているものを中心に見がちですが対象物以外の空間、「ネガ」の部分も含めて本来は「1枚の写真」です。

人の関係性においても、通常は「話されたこと」のみに焦点があたり、それ以外は無かったことのように扱われることがあります。(議事録などになるとまさに話されたこと以外の要素はありません。)

ただ、話されはしなかったがそこに存在するものは確実にあります。場や空気、間、しぐさなどを含めそこを感じることはだれしもが経験を持っていることです。これが明らかになることは得てしてハードルが低くなく(システムコーチングではエッジがあるといいます)、言葉にすることや存在を認めることは勇気がいるケースも多いです。

この、存在しているが「話されていないこと」を明らかにしていくというプロセスは非常にパワフルで、実際クライアントとしてシステムコーチングを受ける中で大きなインパクトを及ぼします。お互い居心地の悪くなることしばしばあります、ただそういったことを超えたときに関係性は成長していくことが多いです。

見たものを見たままに捉える。

写真でいう被写体だけではなく、その周りの空間や何も写っていない部分も含めて1枚の写真です。

関係性も同様です、話されていることや表出していることだけではなく、話されていないことや表出はまだはっきりしていないが存在しているものも含めて関係性です。これをお互いが認識して、自覚的にそれに関わることができることは大きな可能性があると確信しています。


冒頭の「ここで話されていないことはなんですか?」という問いにお互い意識を向けたことで僕らには何が起きたのか。

言葉で表現するのは本当に難しいので、ぜひ興味のある方は体験をしてみてください。
というのが本音ですが、僕のケースでいえば、居心地の悪い場所を通ることが多いですがその後はお互いの関係性における自由度は増すことがほとんどだと感じています。


※興味のある方はサンプルセッションも行っていますのでお気軽にお問い合わせください。



0 件のコメント:

このガジェットでエラーが発生しました