最近Facebookなどをはじめとして、懐かしい面々と改めてコンタクトとったり、実際に会ったりすることが本当に多くなってます。
今のお互いを話したり、昔話をしたり、そんな時間はとっても楽しくて言葉は尽きず・・・。
お互い色々あったけれど、今となっては何を話してもとてもいい思い出だったりすることばかりです。
ただ、もちろんそうでない人もいます。
また会おうという事にはならないことももちろんあります。
一緒にいた時間や仕事をしていた期間の長さとかを振り返ってみても、決してそれに会うか合わないかが比例している訳ではないことに気づきます。
一体何が違うのか?相性?
人が本来持ってる可能性を発揮しないともったいない!パーソナルコーチング、システムコーチング(ORSC、関係性へのコーチング)、ワークショップ、日々のすべてを材料にBlogを書きます。
2011年12月27日火曜日
2011年12月20日火曜日
細胞同士の「会話」にみる、人間社会の問題へのヒント
今ある本を読んで、衝撃を受けています。
結構売れている本なので読んだ方もいるかもしれません。
木楽舎 「動的平衡2(Dynamic Equilibrium 2)」
福岡伸一 著
先日、前作「動的平衡」を読み、あまりに面白いのですぐにこの「動的平衡2」も買って読むことに。
内容は、、生命とは何か?という問いを「生物学」の観点から紐解いていきます。非常にユニークで本質的な観点がすごいと思いつつ内容の評価をしたいわけではありません。
その中に僕らの生業であるコーアクティブコーチングやシステムコーチングに関するヒント、特に関係性に関しての示唆が多く見られて僕は一人でえらく興奮しているわけです。(仕事もせづこればかり読んでますw)
色々ありますが、その中の一文をご紹介。
=========================
それは細胞のコミュニティのあり方についてである。
中略・・
そして細胞はいずれも脳細胞、肺細胞、心筋細胞、肝細胞、上皮細胞という具合に高度に専門化している。これを細胞の分化という。
けれども、どの細胞も、もとから自分の役割を知って分化したわけではない。
細胞ごとに、分化の命令がDNAに書き込まれたわけでもない。たった一つの受精卵として出発した細胞は、二分裂、四分裂、八分裂と倍々に増えていくが、最初のうち細胞はどれも全く無個性で平等だ。この間、コピーされて手渡されるDNAも全く同じものである。
しかし、細胞数がある程度増えてくると、細胞は中空のボール状の塊となる。杯である。杯の中で、いったいどんな会話が交わされているのだろう。
それは喩えて言うなら、こんな感じである。
君が脳の細胞になるなら、僕は肝臓の細胞になろう。そっちが皮膚を作るなら、こっちはその下にある筋肉を作ろう。
細胞はお互いのコミュニケーションを通して相互補完的に自分の役割を決めていくのである。
それに応じて、DNAの中から専門的に必要な情報を選択して読み出し、細胞はそれぞれの分化を進めていく。
細胞のコミュニケーションはバーチャルなものではなく、どこまでもリアルなのである。細胞は互いに接触し、分子を交換しあう。
文字通り、フェイス・トゥ・フェイス。フランス風に言うならヴィザヴィ。
自分のあり方は関係性に依存する。それゆえにこそ、生命は柔軟で可変的であり、また適応的なのだ。つまりは細胞も隣人祭りを心がけている。
私たち人間は所詮「木を見て森を見ない」存在である。しかし、細胞と同じように「お隣」とは情報交換ができる。
そのことに、人間社会の問題を解決するヒントがあるように思う。
木楽舎 「動的平衡2(Dynamic Equilibrium 2)」
福岡伸一 著
第九章 木を見て森を見ず -私たちは錯覚に陥っていないかー
=========================
僕らがシステムコーチング(組織・関係性に向けてのコーチング)でよくこのような比喩を使います。
もし、このチームが一つの生き物だとしたら。
もし、この組織が一つの生き物だとしたら。
もし、日本が、世界が一つの生き物だとしたら。
木を見て森を見ずという言葉にあるように全体を見ることは簡単ではありません。
ただ細胞レベルでも、始まりはお隣さんとのフェース・トゥ・フェースから。
僕らは複雑に考えすぎなのかもしれないですね。
結構売れている本なので読んだ方もいるかもしれません。
木楽舎 「動的平衡2(Dynamic Equilibrium 2)」
福岡伸一 著
先日、前作「動的平衡」を読み、あまりに面白いのですぐにこの「動的平衡2」も買って読むことに。
内容は、、生命とは何か?という問いを「生物学」の観点から紐解いていきます。非常にユニークで本質的な観点がすごいと思いつつ内容の評価をしたいわけではありません。
その中に僕らの生業であるコーアクティブコーチングやシステムコーチングに関するヒント、特に関係性に関しての示唆が多く見られて僕は一人でえらく興奮しているわけです。(仕事もせづこればかり読んでますw)
色々ありますが、その中の一文をご紹介。
=========================
それは細胞のコミュニティのあり方についてである。
中略・・
そして細胞はいずれも脳細胞、肺細胞、心筋細胞、肝細胞、上皮細胞という具合に高度に専門化している。これを細胞の分化という。
けれども、どの細胞も、もとから自分の役割を知って分化したわけではない。
細胞ごとに、分化の命令がDNAに書き込まれたわけでもない。たった一つの受精卵として出発した細胞は、二分裂、四分裂、八分裂と倍々に増えていくが、最初のうち細胞はどれも全く無個性で平等だ。この間、コピーされて手渡されるDNAも全く同じものである。
しかし、細胞数がある程度増えてくると、細胞は中空のボール状の塊となる。杯である。杯の中で、いったいどんな会話が交わされているのだろう。
それは喩えて言うなら、こんな感じである。
君が脳の細胞になるなら、僕は肝臓の細胞になろう。そっちが皮膚を作るなら、こっちはその下にある筋肉を作ろう。
細胞はお互いのコミュニケーションを通して相互補完的に自分の役割を決めていくのである。
それに応じて、DNAの中から専門的に必要な情報を選択して読み出し、細胞はそれぞれの分化を進めていく。
細胞のコミュニケーションはバーチャルなものではなく、どこまでもリアルなのである。細胞は互いに接触し、分子を交換しあう。
文字通り、フェイス・トゥ・フェイス。フランス風に言うならヴィザヴィ。
自分のあり方は関係性に依存する。それゆえにこそ、生命は柔軟で可変的であり、また適応的なのだ。つまりは細胞も隣人祭りを心がけている。
私たち人間は所詮「木を見て森を見ない」存在である。しかし、細胞と同じように「お隣」とは情報交換ができる。
そのことに、人間社会の問題を解決するヒントがあるように思う。
木楽舎 「動的平衡2(Dynamic Equilibrium 2)」
福岡伸一 著
第九章 木を見て森を見ず -私たちは錯覚に陥っていないかー
=========================
僕らがシステムコーチング(組織・関係性に向けてのコーチング)でよくこのような比喩を使います。
もし、このチームが一つの生き物だとしたら。
もし、この組織が一つの生き物だとしたら。
もし、日本が、世界が一つの生き物だとしたら。
木を見て森を見ずという言葉にあるように全体を見ることは簡単ではありません。
ただ細胞レベルでも、始まりはお隣さんとのフェース・トゥ・フェースから。
僕らは複雑に考えすぎなのかもしれないですね。
ラベル:コーチング
コーチング コミュニケーション,
システムコーチング
2011年12月5日月曜日
「試しでやってみるのは、リーダーではありません」
僕がこの一年くらいはまっているテレビ番組があります。
コーチやファシリテーターとして、「リーダーシップ」や「あり方」を考えるうえでとても参考になることが多く、いつも楽しみな番組。
思わず毎週録画で見ています。
コーチやファシリテーターとして、「リーダーシップ」や「あり方」を考えるうえでとても参考になることが多く、いつも楽しみな番組。
それがナショナルジオグラフィックチャンネルで放送されている
思わず毎週録画で見ています。
内容は、シーザーミランというドッグトレーナーが毎週問題行動のある犬とその飼い主に対してカウンセリングから、実際にその場でトレーニングを行って問題行動の解決をしていくというわかりやすいプログラム。
全米から選りすぐりの「問題犬」が登場、飼い主もかなりまいっている状態。。。
全米から選りすぐりの「問題犬」が登場、飼い主もかなりまいっている状態。。。
色々伝えたい要素はあるのですが、シーザーは問題行動の原因のほとんどは「飼い主にある」という信条を持っています。
2011年10月20日木曜日
そんなことだから仕事に人生乗っ取られんのよ!
僕は長い間、多くのビジネスマンに仕事やキャリアという視点から話を聴く機会がありました。
恐らく何千人という規模だと思うのですが、最近そのことから色んなことがわかることに気づきます。
活躍している、イキイキした印象を受ける、一緒に話していてエネルギーを感じる人に多くの共通点があります。
「経歴について教えてください」
こんな質問で始まる以前の会社でのやり取り。
活躍している、イキイキした印象を受ける、一緒に話していてエネルギーを感じる人はこんな質問に対して、その仕事の概要や事実について話すことだけでなく、
2011年10月16日日曜日
独立して厳しい時こそ「何か」をしない
コーチとして完全に独立して1年半が経ちました。
今でもビジネス的に「楽勝」なんて思える局面は全くないですが、なんだかだいぶ様子がわかってきた感じがあります。
僕の場合、豊富な顧客ネットワークを持ってある程度目途が立っていたので・・・・
なーんてこととは正反対で、まずは独立を決めてそこからどう仕事をつくっていくか考えてここまで来ました。
本当に仕事は縁なんだなって実感することばかり。
ただ、今思い返すとちょっとしんどい時期があったことも事実です。
実は独立して3か月を過ぎたところで、一気にクライアント減少と法人顧客のキャンセルが重なった時期があります。
今でもビジネス的に「楽勝」なんて思える局面は全くないですが、なんだかだいぶ様子がわかってきた感じがあります。
僕の場合、豊富な顧客ネットワークを持ってある程度目途が立っていたので・・・・
なーんてこととは正反対で、まずは独立を決めてそこからどう仕事をつくっていくか考えてここまで来ました。
本当に仕事は縁なんだなって実感することばかり。
ただ、今思い返すとちょっとしんどい時期があったことも事実です。
実は独立して3か月を過ぎたところで、一気にクライアント減少と法人顧客のキャンセルが重なった時期があります。
2011年9月30日金曜日
15年前のストーリーテリングが残したもの
最近Facebookなどで昔の同僚や学生時代の仲間たちとのつながりが復活したり、実際に20年ぶりに再会して食事をするなど面白いことが起きています。
ずっと会っていなくても全然変わらないお互いがいることにいつも気づくし、それと合わせて自分がその当時どんなインパクトを与えていたのか今だからこそ相手が話してくれることも多く、とっても楽しい時間です。
ちなみに僕は「気軽に話ずらい雰囲気だった」というのが多いようですw
そんな中ふと気づいたことがあります。
15年前、僕はRecruitという会社に在籍していました。
この頃、組織の再編が頻繁に行われていて僕らも新人を含めた大所帯の部署としてスタートするというタイミングがあり、それに合わせキックオフも兼ねた宿泊研修を行うことに。
ずっと会っていなくても全然変わらないお互いがいることにいつも気づくし、それと合わせて自分がその当時どんなインパクトを与えていたのか今だからこそ相手が話してくれることも多く、とっても楽しい時間です。
ちなみに僕は「気軽に話ずらい雰囲気だった」というのが多いようですw
そんな中ふと気づいたことがあります。
15年前、僕はRecruitという会社に在籍していました。
この頃、組織の再編が頻繁に行われていて僕らも新人を含めた大所帯の部署としてスタートするというタイミングがあり、それに合わせキックオフも兼ねた宿泊研修を行うことに。
2011年9月13日火曜日
言葉が理解できない方が、相手がわかる?
今年の7月に、NVC(ノン・バイオレント・コミュニケーション:非暴力コミュニケーション)の日本で開催されたワークショップを受けました。
NVC:心理学者マーシャル・ローゼンバーグ博士により提唱された、コンフリクトを乗り越えるためのコミュニケーション方法。家庭やビジネスといった日常のシーンから、国家間の紛争調停や、紛争後の民族間の相互理解と和解のステージまでと適用範囲は広いです。
このワークショップの中で、興味深い経験をしました。
このNVCでは、評価判断は一切横におき、その人の言葉や感情の奥にある、根源的な欲求である「ニーズ」が何かということに焦点を当ててコミュニケーションを行います。
needs-wheel (具体的にどのようなニーズかはこちら参照ください)
根源的なニーズは世界10数か国でワークショップを行った経験から、人種、国家、言語、宗教などに関係なくほぼ同等のものになるとのこと。
少し端折りますが、片方のニーズを満たすのではなく、お互いのニーズを満たす状態を目指しています。
あるワークでの事です。
ストーリーテリングで語り手の話をとにかく聴きます、そして話が終わったところで話し手にどんな「ニーズ」があったかを聞き手は「ニーズカード」(ニーズの一つ一つがカードになったもの)を渡して伝えます。
needs card
約10人一組で行ったのですが、その中には外国の方がいました。
それも、英語ではなくポルトガル語とヘブライ語が母国語!
通訳が入るのかと思いきや、ストーリーテリングは母国語で通訳なしで行います。
英語ならともかく、ポルトガル語、ヘブライ語に関しては全くわかりません。
ポルトガル語で話す女性の順番になり、僕らはすべての感覚を使って彼女の話を聴きます。
約5分間、もちろん内容に関しては全く(本当に全くw)わかりません。
ただ、その中でも彼女から聴こえた「ニーズ」をカードを使って彼女に伝えます。
彼女はとても驚いた様子でした。
何が起きたかというと話の内容がわからないはずの人たちからもらった、ニーズカードは彼女にとってすごくしっくりくるものばかりだったのです。
僕も、不思議な感覚ですが彼女の話の内容は全くわかりませんが、彼女のニーズはとてもクリアに伝わって来た気がしました。
言葉の内容がわからない分、なんだかすごく素直に彼女のエネルギーだけが入ってくるような感覚で、何かもどかしい感じや、悲しみ、認めてほしい気持ち等が聴こえてきました。
言うまでもないですが、もう一人のヘブライ語で話した男性も同じことが起きました。
この経験は本当に感動したとともに、僕の中である一つの問いも生まれました。
「言葉がわかることで、かえってその人の本来のニーズが見えなくなるのかもしれない」
というのも、不思議なことに大半の日本語でのストーリーテリングよりも、理解できない言語で話した2人のほうがすんなりニーズが伝わってきたような感覚が残った気がしたのです。
言葉があることはすごく助けになるけれど、その分言葉に頼ってしまうこともある。
エネルギーから多くのものを感じ取れるのは、根源の「ニーズ」が共通しているからということも知りました。
僕がコーチをする理由、「本当の声を聴く」事にもつながる大切な大切な体験です。
NVC:心理学者マーシャル・ローゼンバーグ博士により提唱された、コンフリクトを乗り越えるためのコミュニケーション方法。家庭やビジネスといった日常のシーンから、国家間の紛争調停や、紛争後の民族間の相互理解と和解のステージまでと適用範囲は広いです。
このワークショップの中で、興味深い経験をしました。
このNVCでは、評価判断は一切横におき、その人の言葉や感情の奥にある、根源的な欲求である「ニーズ」が何かということに焦点を当ててコミュニケーションを行います。
needs-wheel (具体的にどのようなニーズかはこちら参照ください)
根源的なニーズは世界10数か国でワークショップを行った経験から、人種、国家、言語、宗教などに関係なくほぼ同等のものになるとのこと。
少し端折りますが、片方のニーズを満たすのではなく、お互いのニーズを満たす状態を目指しています。
あるワークでの事です。
ストーリーテリングで語り手の話をとにかく聴きます、そして話が終わったところで話し手にどんな「ニーズ」があったかを聞き手は「ニーズカード」(ニーズの一つ一つがカードになったもの)を渡して伝えます。
needs card
約10人一組で行ったのですが、その中には外国の方がいました。
それも、英語ではなくポルトガル語とヘブライ語が母国語!
通訳が入るのかと思いきや、ストーリーテリングは母国語で通訳なしで行います。
英語ならともかく、ポルトガル語、ヘブライ語に関しては全くわかりません。
ポルトガル語で話す女性の順番になり、僕らはすべての感覚を使って彼女の話を聴きます。
約5分間、もちろん内容に関しては全く(本当に全くw)わかりません。
ただ、その中でも彼女から聴こえた「ニーズ」をカードを使って彼女に伝えます。
彼女はとても驚いた様子でした。
何が起きたかというと話の内容がわからないはずの人たちからもらった、ニーズカードは彼女にとってすごくしっくりくるものばかりだったのです。
僕も、不思議な感覚ですが彼女の話の内容は全くわかりませんが、彼女のニーズはとてもクリアに伝わって来た気がしました。
言葉の内容がわからない分、なんだかすごく素直に彼女のエネルギーだけが入ってくるような感覚で、何かもどかしい感じや、悲しみ、認めてほしい気持ち等が聴こえてきました。
言うまでもないですが、もう一人のヘブライ語で話した男性も同じことが起きました。
この経験は本当に感動したとともに、僕の中である一つの問いも生まれました。
「言葉がわかることで、かえってその人の本来のニーズが見えなくなるのかもしれない」
というのも、不思議なことに大半の日本語でのストーリーテリングよりも、理解できない言語で話した2人のほうがすんなりニーズが伝わってきたような感覚が残った気がしたのです。
言葉があることはすごく助けになるけれど、その分言葉に頼ってしまうこともある。
エネルギーから多くのものを感じ取れるのは、根源の「ニーズ」が共通しているからということも知りました。
僕がコーチをする理由、「本当の声を聴く」事にもつながる大切な大切な体験です。
ラベル:コーチング
コーチング コミュニケーション 本当の声を聴く
2011年9月9日金曜日
母の最期と本当の声
何故、独立してコーチという仕事をしているのか?
独立するときも、してからも何度となく考えては言葉にしている問いです。
僕がコーチという仕事をしている理由は「その人の本当の声を聴く」という事だと考えています。
そしてそう思った僕の原体験はなんだろう?と考えた時に出てくるエピソードが
「末期がんの母親と家族の関わり」です。
母は8年前に癌であることが発覚し、6年前の4月に亡くなりました。
独立するときも、してからも何度となく考えては言葉にしている問いです。
僕がコーチという仕事をしている理由は「その人の本当の声を聴く」という事だと考えています。
そしてそう思った僕の原体験はなんだろう?と考えた時に出てくるエピソードが
「末期がんの母親と家族の関わり」です。
母は8年前に癌であることが発覚し、6年前の4月に亡くなりました。
2011年9月5日月曜日
好きな理由は“祭”と“場”
今、まさに全国的に秋の“祭”を実施している時期。
僕が住んでいる武蔵小山(目黒区と品川区の境あたりに位置)でも、多くの神社や地区で規模はさまざまですが活発に行われています。
正確に住んでいるところは品川区なのですが、もともと小さな下請け工場が多かった地区で洗練されているというよりは、車が入れない細い道もまだ結構ある下町のような雰囲気の場所です。
結婚と同時に引っ越してきて、もうすぐ10年たちますがこの街をとっても気に入っています。
なんでそんなに好きなのかな?と考えると交通の便がいいとか、商店街があるとかいろいろありますが、そういったことも含めてこの街にはこの街特有の“場”があることかもしれません。
僕が住んでいる武蔵小山(目黒区と品川区の境あたりに位置)でも、多くの神社や地区で規模はさまざまですが活発に行われています。
正確に住んでいるところは品川区なのですが、もともと小さな下請け工場が多かった地区で洗練されているというよりは、車が入れない細い道もまだ結構ある下町のような雰囲気の場所です。
結婚と同時に引っ越してきて、もうすぐ10年たちますがこの街をとっても気に入っています。
なんでそんなに好きなのかな?と考えると交通の便がいいとか、商店街があるとかいろいろありますが、そういったことも含めてこの街にはこの街特有の“場”があることかもしれません。
2011年4月15日金曜日
「死ぬための準備」
先日、僕の中学生時代の担任の先生がなくなりお別れ会がありました。
実は2年前に、中学卒業以来初めてクラス会が開かれてその時、彼は開口一番、
「これは生前葬だから」
といって、自分は死ぬのでこの集まりがあるということを言っていたのが印象的です。
ダンディズムのあるユニークな人でしたが、その姿は死ぬことに関してこれっぽっちも恐れが無いように感じたことを覚えています。
僕の母も癌で6年前に亡くなりましたが、まさに同じようなエネルギーというかオーラでした。
そして、先生のお別れ会も母の葬式も不思議と悲しい感情よりその場にあったのは、
「彼(彼女)は人生をいい形で終えたなあ」
という空気を強く感じました、少なくとも僕には悲しさよりは、何かが新たに始まるようなエネルギーがあった気さえします。
何がそう感じさせるのか?
実は2年前に、中学卒業以来初めてクラス会が開かれてその時、彼は開口一番、
「これは生前葬だから」
といって、自分は死ぬのでこの集まりがあるということを言っていたのが印象的です。
ダンディズムのあるユニークな人でしたが、その姿は死ぬことに関してこれっぽっちも恐れが無いように感じたことを覚えています。
僕の母も癌で6年前に亡くなりましたが、まさに同じようなエネルギーというかオーラでした。
そして、先生のお別れ会も母の葬式も不思議と悲しい感情よりその場にあったのは、
「彼(彼女)は人生をいい形で終えたなあ」
という空気を強く感じました、少なくとも僕には悲しさよりは、何かが新たに始まるようなエネルギーがあった気さえします。
何がそう感じさせるのか?
2011年4月13日水曜日
「なー、うちの会社こんな研修やってる場合なのか?」という声
地震から1か月が経過しましたが、まったく予断を許さない、そしてなんだかずっと揺れている感覚が続いています。
最近この地震で大きく価値観が変化していると感じる人々を多く見ます。当たり前だと思っていたことが覆されるこの状況では当然かもしれません。
僕自身ももちろん、大きく価値観が揺さぶられていることも事実。本当に今まではいったいなんだったんだろう?と、こんなに思ったことも記憶にないです。
そんな中、企業の方々や僕コーチ仲間ほかあらゆる人たちから、実際に僕が聴いた声です。
いくつかご紹介します。
最近この地震で大きく価値観が変化していると感じる人々を多く見ます。当たり前だと思っていたことが覆されるこの状況では当然かもしれません。
僕自身ももちろん、大きく価値観が揺さぶられていることも事実。本当に今まではいったいなんだったんだろう?と、こんなに思ったことも記憶にないです。
そんな中、企業の方々や僕コーチ仲間ほかあらゆる人たちから、実際に僕が聴いた声です。
いくつかご紹介します。
2011年3月31日木曜日
「未来を好きなように想像する力。女性経営者のエネルギー」
現在、あるいは以前を含め僕のコーチングでのクライアントには女性経営者、あるいは女性事業主の割合が多いです。
様々な事業(業種)を営む方々で職業的な共通点があるわけではありません。
ただ彼女たちの志向にはある傾向が見えます。もちろん男性にそういった人がいないわけではないのですが、女性のほうが顕著だと感じることは確か。それも特に経営者。
何か?
それは
「意思決定の源泉が未来にある」
ということです。
もっというと、未来を自分の好きなように想像する力が高い!
様々な事業(業種)を営む方々で職業的な共通点があるわけではありません。
ただ彼女たちの志向にはある傾向が見えます。もちろん男性にそういった人がいないわけではないのですが、女性のほうが顕著だと感じることは確か。それも特に経営者。
何か?
それは
「意思決定の源泉が未来にある」
ということです。
もっというと、未来を自分の好きなように想像する力が高い!
2011年3月29日火曜日
自分と “全然合わない人” を大事に
「この人と価値観が合うかどうか?」
友人、パートナー、ビジネスの世界でもこういった視点で相手を見ることが多いのではないでしょうか。
当たり前です。
でも、ふと考えてみると、僕が本当に成長したりブレークスルーしたシーンを思い出すと必ずそこには自分とは価値観が大きく違う人がいました。
価値観が違うとか、そんなレベルではなく
「全然合わない、あいつとは」
出会った時はそんな位置づけの人だったということも多々あります、みなさんもありませんか?
現在僕が一緒にビジネスやコミュニティの仲間で、特に大事だと思っている人は不思議と初めての出会いではかなり自分とは遠い所にいる存在。
ちなみに今でも、自分とは違う考えは健在です。一緒にビジネスをしていて腹が立ったり、いらいらすることもしばしば。
そのたびに居心地の悪い思いをしつつ、お互いの考えを交わし・・・
正直わかりあえないことも沢山あり、綺麗事ではすまないことばかり。
でも、こうした仲間と時間をかけて何かを一緒にやっていくこと先には、何かを越えてきたような、本当にお互いのことを知っているという絆のような感覚が僕にはあります。
そして、本当に困った時にSOSを出すのはこの人たち。
自分ではどうにもならなくて全く違った見方で打開したい時で、それだけ頼りにしている証明です。
「いろいろな考え方があっていい」という、価値観の違いを認めることから始まります。
ただ、もっと大事なことは価値観の違いをぶつけ合うことができるのかどうかだと経験は僕に教えてくれています。
誰を本当に大事にするべきか?
「全然、合わない。あいつとは」
と思っている人かもしれません。
2011年3月28日月曜日
「公倍数的人間関係」
先日、私の中学時代の恩師が亡くなり偲ぶ会が青山葬儀場で行われました。
癌の手術をされた後の、2年前同窓会でお会いして20数年ぶりに話をさせていただき、中学のころから感じていた洒落た格好と会話という部分では全く変わりないと実感したことを思い出します。酒をこよなく愛した、イカした先生です。
ただ、彼がどんな価値観、思想をもった人なのかは中学時代には全く理解できず・・・。
先日の偲ぶ会で彼の語録(文集などに寄稿したもの)が、式しおりに記載されており、内容を見て僕の今行っている仕事のルーツがこの先生にあったのかもしれないと全く予期せぬ発見に驚嘆。。
“「公倍数的な関係性」に人の成長、夢がある”と彼は言っています。
以下、私の中学時代の恩師である相川忠亮先生が1972年に担当していたクラスの文集に所収した内容です。
僕自身が現在生業にしているシステムコーチング(関係性へのコーチング)で表現したいことを、彼は信条としてもっていて、僕らに関わっていてくれたことを知りました。
すぐに共通点を見つけようとする、関係性に僕は違和感を覚えています。
違いが大事だと言いつつ、結局共通点に行きがちな傾向。
違いが大事ならば、まずは違いが何かをはっきりさせる必要があり、そのことができてこそ本当の多様性が生まれる、彼の言葉でいうところの「公倍数的関係」です。
中学時代は全くわからなかった彼の考えがいつの間にか僕の中には残っていたのかもしれないと思うのと、今この仕事をしていることが決して偶然ではなく、恩師が常に発していたメッセージと符合しています。
自分が創られているいる存在だと知ったし、この仕事への向き合い方を彼から改めて念を押された気がした出来事でした。
癌の手術をされた後の、2年前同窓会でお会いして20数年ぶりに話をさせていただき、中学のころから感じていた洒落た格好と会話という部分では全く変わりないと実感したことを思い出します。酒をこよなく愛した、イカした先生です。
ただ、彼がどんな価値観、思想をもった人なのかは中学時代には全く理解できず・・・。
先日の偲ぶ会で彼の語録(文集などに寄稿したもの)が、式しおりに記載されており、内容を見て僕の今行っている仕事のルーツがこの先生にあったのかもしれないと全く予期せぬ発見に驚嘆。。
“「公倍数的な関係性」に人の成長、夢がある”と彼は言っています。
以下、私の中学時代の恩師である相川忠亮先生が1972年に担当していたクラスの文集に所収した内容です。
人が生きていくということが、詰まる所、自己を表現していくことだとすれば、そこからする人間関係への夢があってもいいだろう。
それが「公倍数的関係」だ。そこにおける「共通点」は個性を捨象することによって作られるのではなく、相手の個性に匹敵するものを自分の中に作り出すことによって、作られることになる。
互いに個性を発揮しあうことが、ひいては共通の広場をより豊かに広げることになる。
「公約数的関係」では本質的には自分も相手も変わらない。
共通点だけ確認して、自他の個性は相手を刺激しないように、関係の外に置かれる。
それに対して「公倍数的関係」では、お互いの自己主張、自己表現が出発点であり、関係を作るということは、互いに関わりあって、「公倍数」を作りあうということだ。
相手の個性に自分の個性をぶつけてお互いに「公倍数」にまで広がらなくてはならない。
「公約数」は、もともと自分の中にあったものを発見すれば足りるが、「公倍数」は、自分全体を足がかりにし、相手を消化して作り上げるものだ。
自分が自分である所以のものがとても大切なものだということと全く同じ意味で、相手が相手である所以のものがとても大切になる。
僕自身が現在生業にしているシステムコーチング(関係性へのコーチング)で表現したいことを、彼は信条としてもっていて、僕らに関わっていてくれたことを知りました。
すぐに共通点を見つけようとする、関係性に僕は違和感を覚えています。
違いが大事だと言いつつ、結局共通点に行きがちな傾向。
違いが大事ならば、まずは違いが何かをはっきりさせる必要があり、そのことができてこそ本当の多様性が生まれる、彼の言葉でいうところの「公倍数的関係」です。
中学時代は全くわからなかった彼の考えがいつの間にか僕の中には残っていたのかもしれないと思うのと、今この仕事をしていることが決して偶然ではなく、恩師が常に発していたメッセージと符合しています。
自分が創られているいる存在だと知ったし、この仕事への向き合い方を彼から改めて念を押された気がした出来事でした。
2011年3月22日火曜日
これから必要な力:レジリエンス(resilience)
私たちが行っているシステムコーチング(関係性へのコーチング)の向かう先として、そのシステム(関係性、あるいは組織など)のレジリエンス(resilience)が強くなることが挙げられます。
このレジリエンスは、組織やコミュニティをはじめとするすべての関係性に今一番求められている力と個人的には考えています。
ちなみにレジリエンスを日本語に訳すと
「困難な状況にもかかわらず、うまく適応できる力」
となります。
このレジリエンスは、組織やコミュニティをはじめとするすべての関係性に今一番求められている力と個人的には考えています。
ちなみにレジリエンスを日本語に訳すと
「困難な状況にもかかわらず、うまく適応できる力」
となります。
2011年3月17日木曜日
漠然とした不安(直接的に被災していないからこそのケア)
地震からあっという間に1週間がたとうとしています。
震災、津波の不安から今では原発の動向に不安の比重は移行している感じを受けています。
僕自身、2日前くらいまでは非常に不安定な状況でした。
ちなみに僕自身はもちろんのこと、周りに大きな被害を受けていたり被災地に知り合いが多くいるわけではありません。そういう意味では、差し迫った状況や安否確認が出来ていないなどの被災者やその関係者の方々が感じているような不安や問題があるわけではありません。
一方はっきりとした不安の対象がないまま、「漠然とした不安」が自分や自分の周りにあることにも気付きます。
そして、これは対象がはっきりしていない分じわじわと影響を与えていると感じます。
で、僕なりにどんなことでこれを解消できるのか、あるいは少しでもこの気持ちの重さや不安を軽減できるのかをこの数日の経験で感じたこととしてここに書きます。
あくまで、僕の場合なので全ての人に有用かはわかりません、ただ僕の仲間も似たような気持ちを持っていることも確かだと思います。
1、まずは話す、可能であれば会って話す。内容はなんでもOK。特に感情面を出せるように。
いろいろなコミュニケーションツールやSNSのようなサービスも本当に役立つし、心強いことも確かです。でも、誰かと話すことでの安心感は僕にとっては大きかったです。話の中身は何でもいいです。こういう状況だからまじめに話す、下らないことを言ってはいけないなどは一切考えず。
きっと、自分自身のいろんなことを知らない間に抑圧していると思います。
良くも悪くもこれだけ日本が一丸となっている中、そこから少しでも外れそうな話題や、あるいは不謹慎なのではないかということは口にはしづらいのではないでしょうか。僕自身、いろいろな抑圧があることに気付きました。
2、可能であれば何について不安なのかも話してみる
漠然とした不安は漠然としている限り何時までも対処しづらいと感じます。
僕は漠然とした不安はまだはっきり分からないところもありますが、話しているうちに
・仕事のことが不安(キャンセル続出、仕掛けていたものも頓挫。。。独立初年度この後どーなる?)
ということに気を取られていることがわかりました。
実際、この後ある顧客とミーティングの機会があったことでだいぶ気持ちは変わりました。
あと、このこととは直接関係ないのですがある人との関係性を気にかけていたことが、いつの間にかこの漠然とした不安と一緒になって増幅していたことも発覚。
もちろん仕事以外にも、放射能汚染の事、子供や親のこと、何時また大きな地震が来るかもしれないということの人もいるでしょう。
また僕と一緒でいつの間にか、この震災と関係ないことがその不安に増幅されているのかもしれません。
3、被災地、被災者への想いと同じぐらい、自分へのケアも考える
僕自身はあまり、これについては大丈夫だと思うものの、とにかく被災者のために何ができるか考えようという機運があることも確か。
まずは一人一人が十分な状態を保った上で、支援活動したほうが健全。
なにかしなければという焦りのエネルギーが伝播していると思います。
以上、あくまで僕の視点です。
少しでも役に立てばうれしいです。
震災、津波の不安から今では原発の動向に不安の比重は移行している感じを受けています。
僕自身、2日前くらいまでは非常に不安定な状況でした。
ちなみに僕自身はもちろんのこと、周りに大きな被害を受けていたり被災地に知り合いが多くいるわけではありません。そういう意味では、差し迫った状況や安否確認が出来ていないなどの被災者やその関係者の方々が感じているような不安や問題があるわけではありません。
一方はっきりとした不安の対象がないまま、「漠然とした不安」が自分や自分の周りにあることにも気付きます。
そして、これは対象がはっきりしていない分じわじわと影響を与えていると感じます。
で、僕なりにどんなことでこれを解消できるのか、あるいは少しでもこの気持ちの重さや不安を軽減できるのかをこの数日の経験で感じたこととしてここに書きます。
あくまで、僕の場合なので全ての人に有用かはわかりません、ただ僕の仲間も似たような気持ちを持っていることも確かだと思います。
1、まずは話す、可能であれば会って話す。内容はなんでもOK。特に感情面を出せるように。
いろいろなコミュニケーションツールやSNSのようなサービスも本当に役立つし、心強いことも確かです。でも、誰かと話すことでの安心感は僕にとっては大きかったです。話の中身は何でもいいです。こういう状況だからまじめに話す、下らないことを言ってはいけないなどは一切考えず。
きっと、自分自身のいろんなことを知らない間に抑圧していると思います。
良くも悪くもこれだけ日本が一丸となっている中、そこから少しでも外れそうな話題や、あるいは不謹慎なのではないかということは口にはしづらいのではないでしょうか。僕自身、いろいろな抑圧があることに気付きました。
2、可能であれば何について不安なのかも話してみる
漠然とした不安は漠然としている限り何時までも対処しづらいと感じます。
僕は漠然とした不安はまだはっきり分からないところもありますが、話しているうちに
・仕事のことが不安(キャンセル続出、仕掛けていたものも頓挫。。。独立初年度この後どーなる?)
ということに気を取られていることがわかりました。
実際、この後ある顧客とミーティングの機会があったことでだいぶ気持ちは変わりました。
あと、このこととは直接関係ないのですがある人との関係性を気にかけていたことが、いつの間にかこの漠然とした不安と一緒になって増幅していたことも発覚。
もちろん仕事以外にも、放射能汚染の事、子供や親のこと、何時また大きな地震が来るかもしれないということの人もいるでしょう。
また僕と一緒でいつの間にか、この震災と関係ないことがその不安に増幅されているのかもしれません。
3、被災地、被災者への想いと同じぐらい、自分へのケアも考える
僕自身はあまり、これについては大丈夫だと思うものの、とにかく被災者のために何ができるか考えようという機運があることも確か。
まずは一人一人が十分な状態を保った上で、支援活動したほうが健全。
なにかしなければという焦りのエネルギーが伝播していると思います。
以上、あくまで僕の視点です。
少しでも役に立てばうれしいです。
2011年3月13日日曜日
被災地のみなさんに
日本史上最大の地震が起きました、そして全容が明らかになるにつれ大きなショックとこれから待ち受ける大きな試練を感じます。
僕自身もちろん出来ることから、そして普通に力強い生活をしつつ、被災地の人たちへの想いを送りたいと思っています。
今、何故かミスチルの「彩り」という曲の歌詞が頭をめぐっています。
教訓的な示唆も何もありません、でも僕の中でめぐっています。
↓
僕自身もちろん出来ることから、そして普通に力強い生活をしつつ、被災地の人たちへの想いを送りたいと思っています。
今、何故かミスチルの「彩り」という曲の歌詞が頭をめぐっています。
教訓的な示唆も何もありません、でも僕の中でめぐっています。
↓
ただ目の前に並べられた仕事を手際よくこなしてく
コーヒーを相棒にして
いいさ 誰が褒めるでもないけど
小さなプライドをこの胸に 勲章みたいに付けて
僕のした単純作業が この世界を回り回って
まだ出会ったこともない人の笑い声を作ってゆく
そんな些細な生き甲斐が 日常に彩りを加える
モノクロの僕の毎日に 少ないけど 赤 黄色 緑
今 社会とか世界のどこかで起きる大きな出来事を
取り上げて議論して
少し自分が高尚な人種になれた気がして
夜が明けて また小さな庶民
憧れにはほど遠くって 手を伸ばしても届かなくて
カタログは付箋したまんま ゴミ箱へと捨てるのがオチ
そして些細な生き甲斐は 時に馬鹿馬鹿しく思える
あわてて僕は彩を探す
にじんでいても 金 銀 紫
ただいま
おかえり
なんてことのない作業が この世界を回り回って
何処の誰かも知らない人の笑い声を作ってゆく
そんな些細な生き甲斐が 日常に彩りを加える
モノクロの僕の毎日に 増やしていく 水色 オレンジ
なんてことのない作業が 回り回り回り回って
今 僕の目の前の人の笑い顔を作ってゆく
そんな確かな生き甲斐が 日常に彩りを加える
モノクロの僕の毎日に 頬が染まる 温かなピンク
増やしていく きれいな彩り
被災地の僕らの仲間に、この歌詞とともに、気持ちをずっと贈ります。
橋本博季
2011年3月9日水曜日
独立と自由の関係性
僕は独立をしましたが、何が独立する理由なのかを一言でいえば「自由にやりたいことをやるため」です。
もちろん独立の理由は人それぞれですが、最近になって独立と自由の関係性についてはっきりしてきたことがあります。
この関係性によって、独立したからと言って自由だとは限らないし、独立しなくても自由な人もいると言えることが分かってきました。
正直収入面もあまり関係ない気がしています、もちろん収入は多いほうが選択肢は多くなるともいえますが。(これも一概には言えませんが、とにかく金を稼ぐためのマーケティングコンサルとかは、心から軽蔑していますw)
さて、独立と自由の関係性はどんなものなのでしょう?
2011年3月8日火曜日
「沈黙」は情報の宝庫
システムコーチング(組織などを対象にした関係性へのコーチング)を行う中で、クライアントの組織が時に沈黙することがあります。
普段の会議や商談などでも、沈黙するシチュエーションはよくあることです。
沈黙になると、何故かその状況を打開しようとして盛り上げるような事が行われることがありますが実はそれはとてももったいない。沈黙は何故か良くないものとして扱われることが多いと感じます。
2011年3月6日日曜日
悲しめない人は喜べない
僕は感情をそのまま表現するのが、以前は本当に苦手でした。
何の思い込みがあったのか、どんな時もクールにいることをとても強く実行しようとしていた気がします。今考えても何がきっかけだったかは本当によくわかりませんが・・。
先日あるサイトで感情についての話を取り扱っていて面白いなと思うことがありました。
人間は感情を部分的に抑えることは出来ないようになっているという話しです。
社会通念なのか、会社という組織での暗黙の了解なのか、特にネガティブな感情(正確に言うとネガティブと言われている感情)はあまり表に出さないようにすることが求められたりするします。
何の思い込みがあったのか、どんな時もクールにいることをとても強く実行しようとしていた気がします。今考えても何がきっかけだったかは本当によくわかりませんが・・。
先日あるサイトで感情についての話を取り扱っていて面白いなと思うことがありました。
人間は感情を部分的に抑えることは出来ないようになっているという話しです。
社会通念なのか、会社という組織での暗黙の了解なのか、特にネガティブな感情(正確に言うとネガティブと言われている感情)はあまり表に出さないようにすることが求められたりするします。
2011年3月1日火曜日
「上司、部下」から「奥さん」に対象が変わる!?
システムコーチング(関係性へのコーチング)や、人間関係スムーズセミナーなどを行うと非常に面白い傾向があることに気付きます。
例えばセミナーの冒頭でみなさんにこんな問いをお渡しします。
「今日、このセミナーから持って帰りたいことはなんですか?」
この問いに、
「会社での人間関係に役立てたいです」
という返答が多くあります。
やはり、会社などでの人間関係で少なからずとも悩んでいたり、気になっていたりする方は多いようです。これはいつの時代も変わらないのかもしれませんし、今のような時代ゆえに多いのかもしれません。
しかし、終わる時に面白い変化がある人がいます。
例えばセミナーの冒頭でみなさんにこんな問いをお渡しします。
「今日、このセミナーから持って帰りたいことはなんですか?」
この問いに、
「会社での人間関係に役立てたいです」
という返答が多くあります。
やはり、会社などでの人間関係で少なからずとも悩んでいたり、気になっていたりする方は多いようです。これはいつの時代も変わらないのかもしれませんし、今のような時代ゆえに多いのかもしれません。
しかし、終わる時に面白い変化がある人がいます。
2011年2月22日火曜日
2/19 人間関係スムーズセミナーを終えて
先日第2回の「人間関係スムーズセミナー」が無事終了しました。
僕自身が実践しているシステムコーチング(関係性へのコーチング)で学んだことなどもワークにとりれた実践的な内容です。
10名の参加者の皆さまと非常に濃厚な一日を過ごし改めて人間関係は常にある「大きなテーマ」だと感じます。
セミナーを終えて何名の方から
「普段相手の立場にたっているつもりだったが、実際は出来ていなかった」
「相手の立場に立つという体験ができた」
という感想をいただきました。
普段相手のことを考えているようで、実は自分のメガネ(価値観)で相手を見ていることに気付かれる方が多いようです。
僕自身、このことに気付いた時に本当に大きな発見をした覚えがあります。
本当に思い込みの中で、人を見ていました・・・。
特に自分が苦手と思っていた人はひどく歪んだ見方をしていたと思います。
(多くの方々、本当にすいませんでした・・・w)
でもそんな経験があるからこそこのセミナーを受講する方々の気持ちがわかる気がします。
評価、アンケート結果については以下になります。
↓
僕自身が実践しているシステムコーチング(関係性へのコーチング)で学んだことなどもワークにとりれた実践的な内容です。
10名の参加者の皆さまと非常に濃厚な一日を過ごし改めて人間関係は常にある「大きなテーマ」だと感じます。
セミナーを終えて何名の方から
「普段相手の立場にたっているつもりだったが、実際は出来ていなかった」
「相手の立場に立つという体験ができた」
という感想をいただきました。
普段相手のことを考えているようで、実は自分のメガネ(価値観)で相手を見ていることに気付かれる方が多いようです。
僕自身、このことに気付いた時に本当に大きな発見をした覚えがあります。
本当に思い込みの中で、人を見ていました・・・。
特に自分が苦手と思っていた人はひどく歪んだ見方をしていたと思います。
(多くの方々、本当にすいませんでした・・・w)
でもそんな経験があるからこそこのセミナーを受講する方々の気持ちがわかる気がします。
評価、アンケート結果については以下になります。
↓
2011年2月10日木曜日
転職時のコーチング2
僕が転職時のコーチングで、たまに行うワークがあります。
「独立をすることになったら何をしますか?」
というものです。
クライアントさんこれをやってみませんか?というと、
「いや、独立するわけではないので・・・」
という反応があったりします。
確かにそうです。でも、だから意味があるともいえます。
2011年2月9日水曜日
転職時のコーチング
キャリアの中で大きな意味を持つことの多い「転職」。
コーチングをこのタイミングで受ける人も少なくありません。
何故なら転職するというタイミングでは、ただ単に会社を変わるということだけでなく次の仕事を決めて、そこで活躍するために、様々なことを明確にする必要があるからです。
転職でのコーチングでは大きくフェーズが3つあると考えています
①転職活動フェーズ
②転職までの準備フェーズ
③転職後(入社後)フェーズ
コーチングをこのタイミングで受ける人も少なくありません。
何故なら転職するというタイミングでは、ただ単に会社を変わるということだけでなく次の仕事を決めて、そこで活躍するために、様々なことを明確にする必要があるからです。
転職でのコーチングでは大きくフェーズが3つあると考えています
①転職活動フェーズ
②転職までの準備フェーズ
③転職後(入社後)フェーズ
2011年2月1日火曜日
会話泥棒で人が去っていく
話していてちょっと苦手だと感じる相手がいます。
アレルギーが出るほどではないのですが、あまりそれが続くとちょっとげんなりすることもあります。
どんな、局面でそうなるかというと
「会話泥棒」
されることが続くとき。
会話泥棒とは、相手の話を聴いてそれに関連した自分の話をしだすことです。
ちなみに僕もたまにやってしまうことがあるので、そうならないよう気をつけています。
(飲んでる時が危ない)w
例えばこんな感じです
Aさん 「昨日、実は仕事でいろいろあってさ・・・・」
Bさん 「あー、俺もいろいろあって大変だったよ。実は部長から短納期の仕事を急きょ振られてさ・・」
2011年1月26日水曜日
関係性が深まる会話
なんだか話しても話しても深まらない会話ってありませんか?
もちろん日常でもそう感じる時がありますし、関係性に対してのコーチング(システムコーチング)を行うなかで、クライアントである人たちに会話をしてもらうとそう感じる時があります。
不思議なことに、会話の長さやスムーズさなどはあまり関係ない・・・・。
みなさんも経験あると思うのっですがなんだか上滑りしているような感覚がある時。話はしているんだけど全く深まらない感覚、、一体何が起きているのか?
よく起きている現象の一つに、「具体性に乏しい会話」があります。
例えば・・・・
「こうも不景気だとお互い仕事も大変ですよね」
「本当ですね、もっと政治の世界がしっかりしてくれればいいですね」
「ゆとり世代の教育はどうするのがよいのか」
「僕らの頃はもっと○○で良かったんですけどね」
これ自体が悪いわけではないです、が、こんな会話が続いていっても全く関係性は深まりません。
もちろん日常でもそう感じる時がありますし、関係性に対してのコーチング(システムコーチング)を行うなかで、クライアントである人たちに会話をしてもらうとそう感じる時があります。
不思議なことに、会話の長さやスムーズさなどはあまり関係ない・・・・。
みなさんも経験あると思うのっですがなんだか上滑りしているような感覚がある時。話はしているんだけど全く深まらない感覚、、一体何が起きているのか?
よく起きている現象の一つに、「具体性に乏しい会話」があります。
例えば・・・・
「こうも不景気だとお互い仕事も大変ですよね」
「本当ですね、もっと政治の世界がしっかりしてくれればいいですね」
「ゆとり世代の教育はどうするのがよいのか」
「僕らの頃はもっと○○で良かったんですけどね」
これ自体が悪いわけではないです、が、こんな会話が続いていっても全く関係性は深まりません。
2011年1月7日金曜日
人間関係スムーズにするコツが手に入る! 『人間関係スムーズセミナー』2/19に開催
昨年10月に開催しました「人間関係スムーズセミナー」ですが、好評につき第2回を2/19 土曜日に開催することになりました。
前回セミナーアンケート満足度とコメント
前回実施して、人間関係は永遠のテーマであると実感しています。
問題があると、近視眼的にみるのではなくシステムとして全体像を見ることで多くの人間関係をスムーズにするヒントがたくさんあります。
「人間関係に悩んでいる、気になることがある」
「相手を変えても、人間関係で同じことが起きやすい」
「苦手なタイプとは“相性が悪い”と決めてあきらめている」
そんな方々にお勧めです。
今回もコーチトゥエンティーワン・シニアクラスコーチであり、プロコーチとして豊富な実績を持つ井原くみ子さんと協働で開催します。
ご興味のある方はぜひ!
*************************************************
人間関係スムーズセミナー
~パワフルで軽やかな毎日を手に入れたいあなたに!~
~あなたの中のメンタルタフネスを呼び覚ます~
日時 2011年2月19日土曜日 10時~17時
場所 江東区産業館Tel: 03-3699-6011
http://www.koto-sangyokaikan.or.jp/access.html
東京メトロ東西線東陽町駅下車④番出口右隣り
参加費 8000円
お申し込みはこちらのフォームから
https://1lejend.com/stepmail/kd.php?no=80918
【セミナー概要】
“メンタルタフネスの本質は自分との対話”
“相手の願いに好奇心を向けてみよう!”
“「あきらめる」という選択(「あきらめる」は「負ける」ではない)”
セミナー終了後は、
スムーズな人間関係のコツをつかみ、仕事や家庭をはじめとした様々なコミュニティでの生活がとてもパワフルになる第一歩となることを確信しています。
ファシリテーター紹介
井原くみ子
http://www.kimochi-kumiko.com/
2001年よりプロコーチとして活動。
4000時間500人超のコーチング実績を持ち実践を通じて、人生における真の幸福や充実感を追求。
心理学、精神世界、脳科学などを学び続けて自身のコーチングスタイルに統合させて実績を上げている。
ICF(国際コーチ連盟)プロフェッショナル認定コーチ
生涯学習開発財団認定マスターコーチ
コーチトゥエンティーワン・シニアクラスコーチ
CTIジャパン応用コース終了
橋本博季
http://hassy-log.blogspot.com/
2006年よりコーチとして活動開始、現在は独立しシステムコーチング(関係性へのコーチング)を中心に活動を行う。
企業組織やチーム、上司部下などの関係性へのコーチングをはじめ、ご夫婦などへのプライベートな関係性へのコーチングセッションを実施。
CPCC(米国CTI認定プロフェショナルコーチ)
GCDF-Japan(米国CCE,Inc認定)
CRR(Center for Right Relationship) 認定トレーニングコースORSC受講終了
前回セミナーアンケート満足度とコメント
前回実施して、人間関係は永遠のテーマであると実感しています。
問題があると、近視眼的にみるのではなくシステムとして全体像を見ることで多くの人間関係をスムーズにするヒントがたくさんあります。
「人間関係に悩んでいる、気になることがある」
「相手を変えても、人間関係で同じことが起きやすい」
「苦手なタイプとは“相性が悪い”と決めてあきらめている」
そんな方々にお勧めです。
今回もコーチトゥエンティーワン・シニアクラスコーチであり、プロコーチとして豊富な実績を持つ井原くみ子さんと協働で開催します。
ご興味のある方はぜひ!
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人間関係スムーズセミナー
~パワフルで軽やかな毎日を手に入れたいあなたに!~
~あなたの中のメンタルタフネスを呼び覚ます~
日時 2011年2月19日土曜日 10時~17時
場所 江東区産業館Tel: 03-3699-6011
http://www.koto-sangyokaikan.or.jp/access.html
東京メトロ東西線東陽町駅下車④番出口右隣り
参加費 8000円
お申し込みはこちらのフォームから
https://1lejend.com/stepmail/kd.php?no=80918
【セミナー概要】
“メンタルタフネスの本質は自分との対話”
“相手の願いに好奇心を向けてみよう!”
“「あきらめる」という選択(「あきらめる」は「負ける」ではない)”
セミナー終了後は、
スムーズな人間関係のコツをつかみ、仕事や家庭をはじめとした様々なコミュニティでの生活がとてもパワフルになる第一歩となることを確信しています。
ファシリテーター紹介
井原くみ子
http://www.kimochi-kumiko.com/
2001年よりプロコーチとして活動。
4000時間500人超のコーチング実績を持ち実践を通じて、人生における真の幸福や充実感を追求。
心理学、精神世界、脳科学などを学び続けて自身のコーチングスタイルに統合させて実績を上げている。
ICF(国際コーチ連盟)プロフェッショナル認定コーチ
生涯学習開発財団認定マスターコーチ
コーチトゥエンティーワン・シニアクラスコーチ
CTIジャパン応用コース終了
橋本博季
http://hassy-log.blogspot.com/
2006年よりコーチとして活動開始、現在は独立しシステムコーチング(関係性へのコーチング)を中心に活動を行う。
企業組織やチーム、上司部下などの関係性へのコーチングをはじめ、ご夫婦などへのプライベートな関係性へのコーチングセッションを実施。
CPCC(米国CTI認定プロフェショナルコーチ)
GCDF-Japan(米国CCE,Inc認定)
CRR(Center for Right Relationship) 認定トレーニングコースORSC受講終了
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